NOIZ NOIZ NOIZ

1999年スタートの特殊音楽個人サイト http://www.noiznoiznoiz.com/ からこちらに移動してきました

10/21 cunts presents THE PEEP SHOW vol.5 at 高円寺Studio DOM

新宿から高円寺に移動、ドムスタにてcunts企画のフリーギグ。ジャンルはバラバラながらパンク感のあるラインナップで固めた感じのバランスの取れたいい企画だったと思います!

トップバッターは若手ノイズグラインダーのゆれつずける

続いてポゴパンクのBeer Belly

一気に渋めにBilly

最後はネット炎上を初経験したcunts!本日も弦楽器なし!

10/21 Young Parisian & Vivian Boys at 新宿dues

Hello from the Gutterといえば現在最注目レーベルのひとつだが、そのHFTG(と略すかどうか知らないが)からヤンパリとヴィヴィアンという最高な組み合わせのスプリット7インチがリリース。レコ発として、その2バンドによる昼ライブがディスクユニオンのイベントスペースであるduesで行われた。ユニオンでその7インチを買うとイベントのチケットがもらえるというシステムである。
先攻はヤンパリ。新譜も収録されているヴィヴィアンのナオナオさん参加曲も披露。フロアには旧メンバーも姿を現してたりして盛り上がる!


後攻のヴィヴィアン、例によって問答無用にかっこいい。しかしながら、せっかくレコード出したのに年内はもうあと一本しかライブが入ってないとか。みんなもっとヴィヴィアンをライブに呼ぼう!


YOUNG PARISIAN / VIVIAN BOYS [Analog]
YOUNG PARISIAN VIVIAN BOYS
B075R59145

10/17 ひとのいとなみ 第5話 at 恵比寿Batica

PA172737

テンテンコ+伊東篤宏のデュオというのは過去に何度か演奏しており、ぼくもバーイッシーで見たことがあったわけだが、やはり演奏内容も充実しているということで、ZviZmo(ズビズモ)という名前をつけてバンドとして継続的にやっていくことになったようである。どうでもいいけどこの名前、「ズビズバ」とごっちゃになってなかなか覚えられない。

さておき、Black Smokerからアルバムが出るということで、このところこのバンドでけっこうな本数でライブを行っている。その一環で、テンテンコが恵比寿Baticaで行っている企画「ひとのいとなみ」に出演。対バンはわりとこの企画のレギュラー的なひとたちが中心のようで、変なテクノのDJやライブが多い感じ。
会場のBaticaは初めて行ったのだけど、二階がフロア、一階がバーになっており、一階でもけっこうしっかり聞こえる感じで居心地のいい箱だった。
で、肝心のZviZmoですが、テンテンコによるリズムトラックの上に伊東篤宏の蛍光灯によるウワモノという基本形はあるのだが、Bar Issheeで見たときもそうだったようにそこに留まらず、互いにより自在に技を繰り出してくるようになってきている印象。特に途中からテンテンコがリズム音を猛烈に手打ちで叩き出したのがかっこよかった。

PA172742

いい感じにバンド化してきているので、リリース期間でライブ本数が多いうちに、お見逃しなくという感じです。

ZVIZMO
ZVIZMO(テンテンコ×伊東篤宏)
B075NBFCFV

10/15 Vivisick at 新宿Antiknock

90年代が産んだもっともかっこいい日本のハードコアのひとつであるVivisickが解散するという。これは大変だ。ということで新宿アンチノックで行われたラストライブには多くのオーディエンスが駆けつけた(ちなみにソールド・アウトだった)

ヨッシーさんの前説でライブ開始

半分くらいのところでインターミッションあり。Cheerioのメンバーなんかがウクレレ片手にステージあがり、マージナルのカバーなどを2〜3曲ほど披露。

あとはほぼノンストップ、前後半全部で30曲くらい。MCもほとんどなかったせいもあり、湿っぽくならずにカラッとスカッとぶっ飛ばして終わったところが実にこのバンドらしくてよかった。またいつかやってね!

Set The Apathetic Era On Fire From 1997-2004
VIVISICK
B00CL83JSO

NUKED IDENTITY
VIVISICK
B0126A002E

【告知】12/3(Sun) 「テクノ飯店 特別編」 at 美華飯店(西大井)

「4つ打ちじゃない電子音楽のDJ求む」という呼びかけに応じてこんなイベントでDJをやることになりました。
そしてバークリーを成績優秀で修了し現在ニューヨークで音楽活動を始めたばかりのROOTSYこと唐木元くん id:rootsy の来日公演も急遽ぶっこみましたよ!

「テクノ飯店 特別編」

12月3日日曜日
場所:美華飯店
http://mikahanten.hungry.jp/
開場 15時30分/終了予定 21時
チャージ無し、注文制、投げ銭

美華飯店はJR西大井駅前にあるちゃんぽんが美味しい普通の中華料理屋ですが、イベント営業ではライブやDJを食事しながら楽しめます。
お客様には出演者やDJに投げ銭をお願いします。投げ銭用の箱を回しますので。

出演
<LIVE>
WUUUN
analchang+coakira
sister pants club
うに
ROOTSY
モリカワヤスシ

<DJ>
YUKKY
友光雅臣(From向源)
junne
NUUUN

<タイムテーブル>
1530 開場
1600 モリカワヤスシ
1630 DJ junne
1700 うに
1730 DJ NUUUN
1800 analchang+coakira
1830 DJ 友光雅臣(From向源)
1900 sister pants club
1930 DJ YUKKY
2000 WUUUN
2030 ROOTSY
2100 終演

10/4 Carmen Villain、テンテンコ、Merzbow at 小岩BushBash

久々に行くとやっぱ小岩は遠い……しかし行った甲斐のある充実したライブでありました。ちなみにこの日もオープン後DJタイム長めでライブ開始はちょい遅めという設定。何度も言うけど平日ライブにはいいスタイルだと思います!
個人的にMerzbowのライブはたぶんFreedommune以来かな。最近はラップトップじゃない、というのはなんとなく噂で聞いていたのだが、はたしてテーブルにエフェクターを並べ、手元には丸い缶にネックをつけてバネを張ったメタルパーカッション的な楽器という90年代Merzbow再び的なスタイルだった。エフェクターは(よくは見てないけど)数は昔に比べて少ない気がするものの強烈な轟音、そして随所で轟音の壁を切り裂くような電子音が炸裂しており強烈にかっこよかった。
https://www.instagram.com/p/BZ1HhKJFUV2/
小さい会場で見るのは久々だがやはりさすがのMerzbow

続いて登場のテンテンコ、直前に出演したDOMMUNEではテクノ的な要素を封印したジャーマン・ロック的スタイルだったと思うのだけど、今回はそのジャーマン・ロック的な音響をインダストリアル的なごつい音色にリズムに乗せてくるというかっこよすぎる演奏。最後に「いーまー」とかヴォーカルを乗せてくるのもよかった。
https://www.instagram.com/p/BZ1Hr4elASF/
ジャーマンロック〜インダストリアル的アプローチのテンテンコかっこよかった

最後のCarmen Villainはギターとキーボードの弾き語りソロ。チルウェイブ系SSWといいますか、ギターでも鍵盤でも、ソロながらも浮遊感のある音響空間を構築。バックの映像も含め、なんというか『ツイン・ピークスThe Return』のエンディングで出てきそうな感じ。元スーパーモデルだそうでそれも納得の背の高い(テンコと30cm差くらいあるんじゃないかね)美女なのだが、どちらかというとフランクな人柄を感じさせる佇まいも印象的。
https://www.instagram.com/p/BZ1H_7plQS4/
Carmen Villainドリーミーで素晴らしかった

EUREKA MOMENT
MERZBOW
B06XPS1GGD

工業製品
テンテンコ
B01M5CRNLZ

Infinite Avenue
Carmen Villain
B073WHTFWL

10/1 Rhythm of Fear at Liquid Room

リキッドルームにて中高年を殺すハードコア祭が開催されたので中年ハードコアファンとして参加してきました。
16時半スタートで21時くらいには終わるという、遠征組にも優しい時間設定。社会人にとっても日曜のライブが早めに終わるというのは嬉しい話であり、こういう傾向は今後盛んになっていくと思う(客層の高年齢化にも絡む話だが)
さておき、スタートから10分くらい遅れて会場に入るとまさかの原爆オナニーズがトップ!(しかもあとで聞いたら一曲目がいきなり「発狂目覚ましぐるぐる爆弾」だったそうで)激しくもフレンドリーなノリはもちろん健在でさすがだなあと。
https://www.instagram.com/p/BZs3AImlXhE/
原爆まさかのトップ

続くSlangはこの日最年少!「宝島とか読んでさあ、このモヒカンどうやって立てるんだろうとか思ったじゃん」なんて感慨にふける一方でNBC作戦(東日本大震災の被災地への物資募集)も忘れない。あといつもながらKoさんて鋲ベストが超かっこいい
https://www.instagram.com/p/BZs-JBgFw95/
本日最年少(笑)Slang
NBC作戦


三番手で登場のForward(このモヒカンどうやって立てるんだろう……)は時局柄、歌詞に込められた数々の反戦メッセージがずっしりと重く響く。
https://www.instagram.com/p/BZs-VDslFmd/
Forward時局的に歌詞がめっちゃ刺さる

Zouo、Outo/RFDといった関西ハードコアのレジェンドたちによるs.h.iは初見だったのだが、ブラックメタルっぽい雰囲気もあるインダストリアル・メタルクラストという感じで超絶的にかっこいい。
https://www.instagram.com/p/BZs-dxMFpB9/
s.h.i初めて見たけど超かっけえな!

とまあ全バンドよかったのだが、やはり最後のGauzeは別格。いつものように40分で30曲以上ノンストップで詰め込み、途中機材トラブルでギターの音が出なくなるも一切止まらず駆け抜ける。ステージが広いこともあって特にシンさんの暴れ方が滅茶苦茶かっこよかった。思わずパーカー買っちゃったのでこの秋冬は活躍してもらう予定である。
https://www.instagram.com/p/BZtHVxqlqcw/
GAUZEやはり最強

ハードコアって本当に素晴らしいなあと思う一日でありました。
貧乏ゆすりのリズムに乗って
GAUZE
B000Z343QE

ATOMIC GARDEN
the 原爆オナニーズ
B0751J9ZMF

Glory Outshines Doom
SLANG
B007X416GS