NOIZ NOIZ NOIZ

1999年スタートの特殊音楽個人サイト http://www.noiznoiznoiz.com/ からこちらに移動してきました

9/30(Fri) ブルー(ハーツ)フライデー

  • 仕事……そして帰りの電車で寝過ごして高幡不動へ。慌てて降りたら電車にカバンを忘れる……八王子まで取りに行ったら上りの電車が高幡不動止まりだったのでトボトボと歩いて帰った……。
  • 帰ってM Onをつけてみたところ、ブルーハーツの「月の爆撃機」ライブ映像が!かっこいい!ということで思わずブルーハーツの映像をYouTubeで漁りまくってしまった。早く寝ないと……。


STICK OUT

10/1(Sat) 絵本とマゾンナとカレー

  • なんとか午前中に起きて本屋へ行く。弟への誕生日プレゼントとして甥っ子のための絵本を買ってあげるのだ。
  • ということで昼に弟一家が来宅。甥っ子(4ヶ月)を大人5人でちやほやしまくりである。絵本が好きという話は聞いていたが、たしかに読み聞かせを始めるとしばらくはじっと集中している。とはいえ基本的には動きたがりのようで、抱っこしててもすぐに寝返りたがって癇癪を起こして泣き出す(笑)。ともあれ、水道橋博士の家風を真似てぼくも甥っ子には本はなんでも買ってあげるつもりなので、本の好きな子になるといいなあ。

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  • 夕方から下北へ。鋲ジャンを作ろうと思って古着屋をあちこち回るがどうもこれというのがない。結局ユニオンで花田裕之のファースト(布袋プロデュース216円)と、古本屋でロブ=グリエの『消しゴム』(光文社文庫500円)を購入したのみ。
  • シェルターでMasonnaワンマン最高。激レアLPが格安で販売されていたので2枚購入した。

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  • 帰りに調布で途中下車してカレー。旨い。

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もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

10/2(Sun) 御茶ノ水から幡ヶ谷へ

  • 明日の弁当用にトムヤムチャーハンを作る。まあ普通にチャーハンを作ってトムヤムスープのもとを混ぜただけであるがこれがなかなか旨いのである。

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  • 10年くらい寝かしていたオービルのSGを復活させるべく御茶ノ水へ。シモクラセカンドハンズ2号店で修理してもらう。接触が悪かったのだが、汚れによるもの+ピックアップセレクター部分の部品欠落によるもの。ということであっという間に完全復活。近々練習開始予定の新バンドでこれを使用する予定である。あくまで「近々練習開始予定」なので、お披露目はいつになることか。まあ、「あんまり練習しなくても大丈夫なバンド」にしようと思っているので早めにやりたい(←この表現はTeengenerateのドキュメンタリー映画で出てきて感銘を受けた台詞)。

https://www.instagram.com/p/BLDgQwsgRfX/
新バンドで使用予定のSGメンテ終了、完全復活!しかし修理のために入った店に超ほしいギターが…中3からずっと欲しかったギターがお得価格だったので買ってしまうかも…でもあれ買ったらSG要らないな…

  • なのだが、別の中古楽器屋で長年欲しいと思っていたギターが格安で出ているではないか!ほしい、これはほしいぞ……。
  • ギターを持ったまま神保町から都営新宿線に乗り幡ヶ谷へ。Forestlimitでライブ。スペシャルセッション的なものが多い企画だがダラダラした感じにならずむしろバンド感のある組み合わせばかりで大変に濃密だった。
  • 幡ヶ谷駅前のタイ料理やでタイスキ春雨みたいなのをいただく。わりと旨い。

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【14冊目】長谷川陽平『大韓ロック探訪記』

  • だいぶ前に某用件で書いたのだけど結局使われなかった書評の原稿を発掘したのでちょっと書き直してこちらに転載します。

大韓ロック探訪記 (海を渡って、ギターを仕事にした男)
長谷川 陽平 大石 始

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DU BOOKS 2014-05-16
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  • 本書の表紙が撮影されたのは大韓ロック(70年代の韓国ロックを指す)の膨大なレコードコレクションで知られる韓国のロック酒場、「コプチャンチョンゴル」だ。ぼくは一昨年、刊行されたばかりの本書を持ってここを訪れた。掲載されているレコードジャケット見せてリクエストをするつもりだったのだけれど、むしろ印象的だったのはその場にいたみんなが「おお、長谷川だ長谷川だ!」と盛り上がる姿だった。
  • K-POPブームも一段落したと言われる一方で、最近は韓国の若手インディバンドの来日が増えている。ヘイトスピーチデモが吹き荒れていた時期に新大久保のライブハウスに出演し、最後には観客を引き連れて店を飛び出してストリートを祝祭空間に変えたヤマガタ・ツイークスターをはじめ、毎月のように日韓を行き来する青年、パク・ダハムなどを通じた日韓シーンの交流も盛んになってきた。
  • なかでも韓国のインディロックをリードするトップバンドが「チャン・ギハと顔たち」であり、そのギタリストでプロデューサーでもあるのが、本書の著者、長谷川陽平だ。大韓ロックに魅せられて韓国を訪れてレコードを漁り、やがて盛り上がりつつある韓国インディーズシーンで頭角を現して、ついには大韓ロックの伝説的、サヌリムに参加する仁摩で至る(本書ではその大抜擢を「ローリング・ストーンズ山口冨士夫が参加するようなもの」と喩えている)。
  • 本書はそんな長谷川の半生を辿るインタビューを通じて、一人の日本人青年が実体験した韓国ロックの歴史と現在を描き出している。日本でも知られる大韓ロックの偉人たちの素顔や軍事政権下で海外の情報が閉ざされていた時代を経て民主化とともに独自の形でスタートしたインディバンドたちが紹介され、現在のシーンを支える若手や往年の偉大なオリジネイターとの対談や膨大なレクションから厳選されたレコードを掲載。まさに生きた韓国ロック史と言える一冊だ。

大韓不法集会
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