Vanity Recordsの記録

阿木譲といえば最近は事件で変に有名になってしまったわけだが、もちろん本来は「ロック・マガジン」や「ヴァニティ・レコード」といった大変な業績のある人である（人間的には色々とめんどくさい人らいしけど）。ある程度より上の年齢の、特に関西のミュージシャンとかに話を聞くと、「ロック・マガジン」を読んでいたって人はかなり多いんで驚きますよね。

そして日本最初期のインディ・レーベルであるヴァニティ・レコードも、個人的にはアーント・サリーをリリースしたっていうことでしか知らないのだが、どの作品も極めて高いクオリティを保っていたという話は聞いたことがある。そんなヴァニティの記録をついに阿木譲本人がブログで語り始めるという。

http://agiyuzuru.wordpress.com/

奇しくもビックEこと江川さんが「レンタルビデオ店物語」のブログ連載を始めたのと時を同じくして、日本のパンク／ニューウェーヴの貴重な記録が語られ始めた不思議なシンクロニシティである。