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NOIZ NOIZ NOIZ

1999年スタートの特殊音楽個人サイト http://www.noiznoiznoiz.com/ からこちらに移動してきました

7/15(Fri) Joujouka

  • タンジェからジャジューカへ移動の日。クサール・エル・ケビールというのがモロッコ国鉄の最寄り駅になっており、そこまで行くと村から迎えの車が来てくれることになっている。
  • ぼくたちはタンジェからクサール・エル・ケビールまで電車で行く予定でいたのだが、日本人リピーターチームが予約していた車に急遽乗せてもらえることになった。とはいえ、席が空いた理由というのがメンバーの一人が熱中症でダウンしてしまい、大事をとってジャジューカ入りを遅らせることになったということで、大変心配である。
  • 書くのを忘れていたがモロッコは物凄く暑い。タンジェに着いた時点でけっこう日中街をうろうろするのはキツいものがあったのだが、ジャジューカはなんか「熱波に襲われている」とかで確実にもっと暑いとのこと……。
  • ということで車で一路出発!社内が既に暑い。一応冷房は入れてるようなのだが……。

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  • 駅に着く。暑い。妻が駅前の銀行に両替に行ったところ、列に並んでたおばさんから「どこに行くの?え、ジャジューカ!?なんで!?暑いわよー(爆笑)」と言われたそうで(白目)。

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  • ほどなく迎えのタクシーがやってくる。数分走るとすぐに街を出て岩だらけの砂漠地帯に。一本道を延々と走っていくうちに、突然標識も何もない分かれ道に入っていく。これ、知らないと絶対わかんないと思う。戌井昭人さんが以前、独力で行こうとして辿りつけなかったという話があったけれども、おそらくこの分かれ道がわかんなかったんだろう。
  • どんどん山の上に分け入っていき、ジャジューカ村へ到着。ひとまず集会所みたいなところへ照合。車を降りると子供たちが「ムッシュ!ムッシュ!」って超群がってくる。この時点では可愛かったんだが…

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  • 主催者のFrank(元パンクバンドのシンガーだそうである。後で調べたところによるとダブリンで活動していたBaby Snakesというバンドの模様。誰か知ってます?)に必要書類を渡し、それぞれ宿泊先が割り振られていく。ホテルなんかあるはずもなく、観客はそれぞれがミュージシャンたちの自宅に三日間お世話になるのである。事前に割り振ってあるのかと思ったら「あ、君たちは夫婦なのか――うーんじゃあこの家の二階に泊まれ」とかその場で割り振ってるので驚いた。リピーターたちは概ね事前に希望を出してるからその通りにしてるけど、あとは当日考える感じだった模様。ちなみにこのあとも「フェス」と言いつつ概ねこの調子で行き当たりばったりだったのだが、むしろその感じがここには合ってる気がする。
  • ということでぼくたちがあてがわれたのは一階に村で唯一のカフェ(自称)を備えた2階建ての家の二階のベッドルーム。ドアはなくカーテンみたいなのがかかっているだけで、家の子供がちょくちょく忘れ物を取りに来たりする(笑)。

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  • 同じ家には2本人男性2名とイギリス人女性1名が宿泊することに。
  • 家主は楽団のダンサーで、カフェの壁には世界各地で撮った写真が飾られている。

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  • 荷物を置いてしばしくつろいでいると、子供が食事だ呼びに来たので集会所に戻ってみるが何もなし。しかたないので再度宿に戻る(実はタイミングが合わなかっただけで、ここでクスクスが出てきたらしい)。
  • で、宿にもどったらお母さんが食事を出してくれた。でっかいパン(これはこのあと毎食出てくる)とオリーブ。旨い。

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  • 何やら音が聞こえるので集会所に行ってみると、演奏が始まっていた。基本的には自分から集会所に来てみないと全部見逃すようである。昼(といっても17時とかだったと思うがまだ全然明るい)の演奏は比較的リラックスムードで行われる模様。服装も私服だし。バイオリンが主旋律を奏で、みんなで歌う民謡のような曲が中心だった。

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  • 2,3曲聞いたところで終了。たぶん最後の方しか聞けなかったと思われる。部屋に戻って寝る。40度くらいあるので基本的に日のあるうちの活動は無理。とりあえず横になって読書を試みるが暑くて集中できず。ということで寝るしかないのである。
  • 暗くなった頃に集会場に行ってみると、近くでウェディングセレモニーをやってるから行ってみるといいと言われたので行ってみる。普通の民家みたいなところにどんどん人が入っていく。一緒に入っちゃっていいのかな?と思ったけど、入れ入れと言われるので言われるがままに入っていくと、中は意外と広く、中央の吹き抜けみたいなところで小編成(太鼓3名、笛3名くらい)での演奏が行われ、フロアとテラスでガンガン人が踊っている。
  • 写真はダメと言われたので残念ながらお見せできないのだが、若い女性が綺麗な服装で踊りまくってて、普段女性は人前に出てこないのでリピーターたちにとっても新鮮だったようだ。「この村にあんなに若い女の子がいたなんて全然気づかなかった」と口々に言っていた。天井のあるところでの演奏は広場とは音響的にも全然違ってド迫力。手を引っ張られて踊れ踊れと言われるのでガンガン踊る。楽しい!
  • 既にジャジューカ音楽の魅力の一端を見た気になりつつ広場に戻ると夕食。鶏肉のタジンにフライドポテトが乗っている。でかいパンがついてくるのでこれに乗せながら手づかみでハフハフといただく。旨い旨い。
  • 夕食が終わるといよいよ夜の演奏開始。24時スタートでおよそ2時間ノンストップ!

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  • 最後はブジュルードと呼ばれる半人半獣の精霊に扮したスターダンサーが登場。踊っている子どもたちを走るなまはげみたいなノリで追い回しつつ客を煽りまくり、オーディエンスもヒートアップしてく。ちなみにこのスターダンサーこそ我々の宿の主人である。

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  • 2時間の間、ミュージシャンもオーディエンスもまったくテンションの途切ず熱狂のうちに終了!初日からこのテンションか!