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2019/11/30(土)EYEHATEGOD at GBN Live House

GBN Live Houseにて、EYEHATEGODアジアツアーのファイナル(2~3日前には台湾でもやってた模様)。

GBNは現在ソウルのハードコアシーンの拠点となっているライブハウスで、LiFEをはじめ日本のバンドもよく出ている。2年前にも行った↓
junne.hatenablog.com
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というか「GBN」はGore Beyond Necropsyから取ってるというのだから渋い。

さておき今回のEYEHATEGODは地元のバンドが3つついての4バンド。ソールドアウトしており、お店の人からメッセージで「こんなに反響があるのは僕たちも初めてなので、当日何が起こるかわからない。自分の身は自分で守ってください。貴重品とかは駅のコインロッカーに入れてくるのをお薦めします」なんてのが来てたくらいでどうなることかと(しかも駅のコインロッカーは一杯で使えず)思ったのだが、いざ行ってみたらそんなでもない。このくらいでソールドアウトにしちゃうんだって感じ。むしろほどよく混んでて快適くらいの感じだった。

一発目はBong Choen Dong。見た目はサラリーマンのようだが演奏は堂々たるヘヴィ・ストーナー・ロック。ワウファズの効いたサイケよりの演奏で実に好み。最後はクリムゾンの「21世紀の精神異常者」カヴァーで〆。かっこよかったのでデモCD-Rも購入

続くLeper Temple。まずはセッティングに注目。いま一部で話題の「HM-2を全部10」である。ちなみにメタルゾーンはベーアンにつながっている。

巨漢のヴォーカルが深いリヴァーブをかけてものすごい絶叫をするドゥーム。かっこいい。

三番手のGawthropはバムソム海賊団やGonguriのチャン・ソンゴンを含むトリオ。遅すぎず適度にグルーヴのあるドゥームという感じでこれまた実に好み

で、最後はEyehategod。まずこのシンプルなセッティングにヤラれる。


いやまあかっこいいこと!やっぱ別格だ。とくにヴォーカルが実に悪そう。時折サザン・ロック的なノリを入れてくるところもむしろ悪そうさを増している。オーディエンスも盛り上がりまくり。日本でも見たかったなあ。