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2021/1/23(土)行けば楽しいに決まってる場所

午前中はTV録画『クリスタル殺人事件』を観る。アガサ・クリスティ原作のミス・マープルもの。このミス・マープル、どっかで見たことあると思ったらジェシカおばさんか! ミステリ映画って難しいと思うのだが、これはわりとフェア&スマートな印象。原作もよくできてるんだろうな。ぼくはミステリの古典に本当に疎いのでクリスティもたぶん『そして誰もいなくなった』くらいしか読んでないと思うのだが、『アクロイド殺し』と『オリエント急行の殺人』くらいはやっぱ読んでおいたほうがいいのだろうか。読まなきゃいけないものはたくさんあるなあ。ていうかこれ、どこが「クリスタル」だったのだろうか。

14時から都甲幸治さんのオンラインイベントを視聴。翻訳にまつわる話。柴田元幸さんのところで行われていた自主ゼミ?の話が面白かった。

妻がニトリマットレス注文してくれてたのが届く。ちょうど妻が仕事から帰ってきてピックアップしてくれるというので車で迎えに行くことに。ついでにそのまま一緒にワークマンへ。いま履いてるジーンズがあまりにもズタボロになっていたので買い替え。2500円。ワークマンは初めて行ったのだが、なかなか楽しい。先日のハードオフもそうだが、行けば楽しいに決まってるのに行ったことのないところは意外とある。ライブとか行くのが厳しい昨今、こういうところにエンターテイメントを求めるのもいいかも、という気がした。

おふろの王様へ。『チェンソーマン』を読み終えたのでジョジョに戻ろうかなと思ったのだが、せっかくなので現行の話題作をもっと読もうと思い、『呪術廻戦』に手をつけた。これって設定が『チェンソーマン』と酷似してないか?と思ったのだが、そこは著者も認めてる模様。

2021/1/22(金)

市ヶ谷へ。カフェ・ド・モモでほうれん草とビーフのカレー二種盛り。美味かった。
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映画の試写。まあ、「事実をもとにしたフィクション」という感じかね。これを事実だと思われるとちょっと微妙な気はするが、映画としては面白いと思った。少なくとも最初に予定されてた監督にならなくてよかったんじゃないかなと。
で、この映画については自分の仕事も関係してくるので、上映後に関係者とちょこちょこと相談。

帰社して広告ページ用の素材をまとめる。絵素材が乏しいので集めないといけない。その件とも関連してオンラインミーティング。進捗やら明日の取材のことやら諸々確認。ここ2日くらいでもろもろ急激に動きがあったおかげもあり、概ね順調に進んでいる感じでひとまずは安心。

タモリ倶楽部は世界の電車をオンラインで体験的な企画。ジャカルタ市内を走る日本からの払い下げ電車を見て、細部に残った手がかりから「山手線だ!」とか探っていくのがすごかった。インドネシアは東南アジアの中でもCOVID-19の状況が悪いようなのだが、マージナルの面々は元気にしているだろうか。タフな人たちだから大丈夫だろうとは思うけど。

2021/1/21(木)ライブ観た自慢

オンラインで予算に関するミーティング。定期刊行物にしていきたいがまずは一冊出さないと始まらないので、最初は双方リスクを負う形にさせてほしいという話。まあ大きく育てていきましょう。

昨年末よりお願いしていた取材が2本あったのだが、今日になって急に日程が届く。けっこう急だったのでまずは慌てて通訳を探すことに。第一候補で考えていた人にお願いできてよかった。資料の手配など引き続きあれこれとばたばたするが、これがなんとか片付いたので今日の仕事は終わった気分に。が、考えてみると突発的な案件に対応しただけなので、本来今日やるべきことがまるごと残ってたのだった。

FBで友達が「ジャパンのラストツアーとニルヴァーナの初来日(サンプラザ)を観てるのが自慢」と言ってるのを見て、ぼくは何か観てる自慢ができるライブってあるかなあという話題になった。ボアとかはアンチノックとかで観てる友達がいるからたいして自慢にならないし。あ、Kinksは貴重かも。Suedeの初来日観てるけど、そんなに自慢できる気もしないしな……とあれこれ考えていたところ、たぶん一番自慢できそうなのはブルーハーツブランキーだという結論に至った。ブランキーはまだベンジーがリーゼントを下ろす前のことである。

そんなこんなで昔話に花を咲かせていたらあっという間に時間が経ってしまった。慌てて今日のタスクをバーっと片付けて帰宅。

夕食は妻が作ったピェンロー鍋。昨晩から干し椎茸を戻したりして気合を入れて仕込んでいた。我が家は基本的に炊事は父の仕事なのだが、最近は妻が休みの日(水曜)の夕食を作ることが増えており、わりと凝ったものを作っている。休日に張り切って料理するって完全にオッサンの行動パターンなのでは。

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夕食の後、妻と一緒にNHK100分de名著の「資本論」第1回、2回を見る。労働価値説っていうのがどうもわからんという話をした。もちろん労働コストが原価に含まれるのは確かなんだけど、需要と供給って概念はマル経にはないのかしらという。
それで思い出したのだが今日読んでた本で、中国の会計基準ではホワイトカラーの給料は人件費だがブルーカラーは製造原価になるという話が出てきた。ホワイトカラーとブルーカラーの格差が厳然とあるという話で、それももちろんあると思うんだけど、ひょっとすると労働価値説が根拠になってるのかな。
ちなみに共産圏の会計については山形さんがキューバについて書いてた話が面白かった。
cruel.hatenablog.com

2021/1/20(水)立川侮れない

柳下毅一郎さんがなにかの広告用に短編映画を監督するという夢を観た。公共広告的なものだったので、これはミイラ取りがミイラに的なものなのかもしれない。ていうかそんなの超観たいので、ぜひなんかNGOとかの広報担当者は検討していただきたい。

昨日書いた原稿を若干手直しして、写真を添えて提出。ぼくなんかより全然詳しい人が山程いるとは思うのだが。

昼過ぎに書店営業に出る。まずは新宿三丁目へに出て昼食にすることに。適当に目についたタイ料理屋でカオソーイを注文する。

なんかやたらと揚げ麺がたくさん乗ったやつが出てきた。スープはわりと旨いのだが、ちょっと麺が茹ですぎで異常にやわい。柔麺好きにはお薦めだが個人的にはちょっと……という感じ。

食事をしたら身体が温まり、コートを着ていると汗ばむくらいになったところで営業開始。まずは紀伊國屋ブックファースト。一軒目でいきなり30冊も受注。これはいけるぞと思い、今日は100冊目標で回ることにする。中野に移動し、まんだらけ寄り道してモンキーパンチの『千夜一夜物語』をゲットしたりしつつ西荻、吉祥寺と周って最後は西国分寺でタイムアップ。ということでお仕事はここまでとして立川へ。ブックオフとユニオンを覗く。『ウォッチメン』邦訳が安く売ってたので購入。

府中の銭湯の姉妹店が立川にある(というか、こっちが先)というので行ってみることに。「立川湯屋敷 梅の湯」という店で、これが実に素晴らしかった。2階建てで敷地の割に広く、露天含めて複数の湯船があり、休憩室には大量のマンガも完備。肝心のサウナは数分おきにオートロウリュあり。水風呂は20℃くらいなのでハードコアな人には物足りないかもしれないが個人的にはこのくらいのほうがゆっくり浸かれて好き。銭湯料金でこれだけ充実してるというのはなかなかないんじゃなかろうか。立川って時点でなかなか機会がないが、今後も贔屓にしたい。

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2021/1/19(火)

先日社長から話を振られた企画についての打ち合わせが今週予定されており、わりと楽しみにしてたのだが、急遽上司が担当するこに。著者が上司の90年代からのマイメンだということで、そういう展開もあるかなとは思ってたのでまあいいかなと。

昨日再オファーした件について、先方からOKが出る。そんなに手間のかかる案件ではないのだが、とはいえ発売日ありきの企画なのでそれなりに急ぎではある。がんばるぞー。まずは手配しないといけないデータがあるので早速連絡。

社長と営業部長に3つほど企画の相談。とりあえず2つは「いいんじゃない」という感じ。もうひとつがむしろメインだったのだが、こちらについてはちょっと話がデカすぎたこともあり、もうちょっと予算面を手堅い感じに考え直すようにと言われる。

シルヴェイン・シルヴェイン追悼文書き上げる。2,000字ほどなんだが、思い入れもあって時間がかかってしまった。

3月に人間ドックを予約した(すげえ先だが予約が詰まっていて、そこが最短だったのである)。それまでにちょっとは痩せようということもあり、まずは節酒を開始することに。最初からあんまり頑張ると続かないので、まずは「平日は1日に350ミリ缶チューハイ1本まで」(ストロング系ではない。もともと7%以上のチューハイは飲まない)とする。2月からは「平日は飲まない」に移行。経験的に言うとしばらく酒をやめるとそれだけで3kgくらいはすぐ痩せるのだけどどうだろうか。

2021/1/18(月)

8:18起床(!)。目覚ましがならなかった。なんとかギリギリでいつもの電車に乗れてセーフ。

先週から交渉している件、アドバンスを増額しないとどうにも話が進まなそうだったので、社長にも承諾もらって再オファーする。これで駄目なら撤退だ。

昼食に大山の牛肉カレーというレトルトをいただく。アルバイトの子からのお土産である。なんというかオーソドックスに美味い。
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ミーティングやら取材やら原稿の催促やら、こまごまとしたやりとりで半日つぶす。あと先週校正した電子書籍の修正データが上がってきたので再校。シルヴェイン・シルヴェインの追悼文を書くため、とりあえず必要な項目だけダーッと書き出す。実際に書くのは明日に回した。

2021/1/17(日)

10時半頃起床。「はく!はく!はく!」という声で目を覚ました。となりの部屋で妻がヨガのオンラインレッスンを受けていた。息を「吐く」だったようだ。
ホットサンドを作って朝食に。
13時くらいに家を出て図書館へ行く。図書館の入っている建物の1階のラーメン屋が潰れていた。スズキナオさんの本に出てきた「父親の行きつけの店に連れて行ってもらう」というのがやってみたくて父と二人で飲みに行こうとしたことがあったのだけど、地元に行きつけなどないと言われ、代わりに提案されたのがこの店だった。なんか小皿食べ放題的なやつがあって、それをやってみたかったらしい。という、微妙に思い出の店だったのだが、気づけばこの建物の飲食店は半分以上が閉じていて、代わりのテナントが入る気配もない。いま飲食店をはじめるっていうのはリスク高いもんなあ。そういえば、日本橋の誠品生活も潰れる飲食店がいくつかあったのだが、わりとすぐに新しいテナントが入ったらしい。リスク承知で一等地を安く取れるのに賭けたということなんだろう。

神保町へ。「店のチャーハンが食べたい」という欲求が自分の中で高まっていたので中華料理屋を覗くが、けっこう混んでたので退散。空いていた餃子屋に入って餃子盛合と半チャーハンのセットをいただく。餃子が美味かったのでよしとする。
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ハイレッド・センター展を覗き、さらにユニオン覗く。ザッパなどのCD購入して下北へ移動。ユニオンで先週持っていった買取の売上受領。まあこんなもんかね、という感じ。ついでに店内を覗くが特に何も買わず。せっかく下北に来たのでフヅクエにでも行こうかと思ったが遅くなったのでやめにして帰宅。

移動の電車で遠野遥『破局』を読む(単行本ではなく、掲載誌の「文藝」で)。すごい変な小説だった。この前にも一冊出してるようなので読んでみたい。

帰宅して妻と一緒にTV録画100分de名著の萩尾望都特集を観る。この番組としては珍しく本人のコメントがあり、それを見ていても天才ぶりがうかがえる。考えてみると萩尾望都は「11人いる!」しか読んでないので、『ポーの一族』読まなきゃだねと妻と話す。