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7/13(Wed) Flying to Morocco

  • 12日深夜発のカタール航空は定刻の0時半よりちょっと巻き(!)の0時15分出発。13日早朝にトランジット地であるカタールはドーハの空港に到着。一件数時間で着いたように見えるが時差があるのでこの時点で10時間くらい乗ってたことになるのかな。

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  • ドーハの空港は大変大きく設備も充実(子供の遊び場や無料の仮眠スペースまである!)。何やら国際的アーティストの作品だというものの前で一枚。免税店ではポルシェとか売ってるらしい!

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  • とはいえ今回のトランジットは時間が短いのですぐにカサブランカ行きの飛行機に搭乗。したのはいいのだが、なんかモロッコ人で老人中心のけっこうな団体客がフリーダムすぎてなかなか飛び立たない。座席指定とか完全無視、そもそもなかなか座らず歩きまわってるので、客室乗務員が「そっちに空席があるから座らせて!」とか言いながら駆けずり回っていて超大変そう。到着前から「これがモロッコ人か……!」と戦慄した。
  • カサブランカに到着し、入国がまた大変。Passport Controlに並んでると、モロッコ人のジジババがガンガン割り込んできていつの間にやら最後尾に追いやられている……。
  • ようやくカウンターに着いてパスポートと入国書類を提示するも、なんか「あっちに行け」と言われる。よくわからずにウロウロしてたら警備員から「スタンプをもらったのか」と聞かれたので「いや、彼があっち行けとか言うんだけどよくわかんなくて」と答えたところ、確認しに行ってくれた。入国書類を書き直せと、機内で配られたのとは若干異なるフォーマットの紙を渡される。内容は同じなんだけど。で、そちらを記入して違う列に並んだら即スタンプがもらえて終了。疲れる……
  • で、Baggage Claimに来るが荷物が出てきていない。着陸からけっこう時間経ってるんですけど。普通ならロストバゲージを心配してもいいところだが、他にもたくさん待ってるのでたぶん大丈夫。見ていると、5分に一個くらいのペースで荷物がポツポツ出てきている。これは時間かかるわ……。やがて痺れを切らしたひとたちがワイワイ騒ぎ始める。まあ、列の順番すら守らない人たちが大人しく待てるわけないわな。と思ったら、騒ぎが始まるとすぐに荷物がどんどん出てくるように(苦笑)。やればできるじゃんかよ!
  • さて、実はこの日の最終目的地はここカサブランカではなくタンジェなのである。なのだが、カサブランカ→タンジェの飛行機は深夜のフライト。トランジットに10時間くらいかかる。思えば羽田でタンジェまでの分もチェックインしておけば、少なくともこの荷物待ちの時間は発生しなかったはずなのだ。実際、羽田からタンジェまで同じコースで移動していた友人はここでさくっと外に出て、カサブランカメディナに遊びに行っていた(一緒に行こうという話もしてたのだけど、こちらが時間かかりすぎてはぐれちゃったのである)。
  • タンジェ行きの飛行機にチェックインしようとするがカウンターがよくわからずまたウロウロする。インフォメーションみたいなところで聞いても「This way」とか言ってるのがいまひとつ曖昧でよくわかんなかったり、ここじゃないと言われたり。
  • ともあれなんとかチェックインを終え、荷物も預けてひとまず身軽になる。着陸からここまで結局4時間くらいかかった。これからカサブランカの街に繰り出すのも疲れそうなのでそのまま空港のカフェで時間を潰すことに。

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  • 海外の空港に来てまずすることといえば通信手段の確保である。InWiというプリペイドSimのキャリアが目に止まったので早速申し込んだ。国内通話1時間半+国際電話30分+データ通信1GBでだいたい500円くらいというプラン。安いな!
  • 空港のカフェでひたすら読書(安田理央『痴女の誕生』、柳下毅一郎『皆殺し映画通信 冥府魔道』など、モロッコ感ゼロな本ばかり……)

皆殺し映画通信 冥府魔道
柳下毅一郎
4862553354
痴女の誕生
安田理央
4778315138

  • ということでようやく深夜のプロペラ機(!)でタンジェへ移動。小さい飛行機ながら乗り心地は悪くなく、搭乗と同時に爆睡。

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  • タンジェの空港ではホテルからタクシーが来てくれていた。英語の上手な運転手で、道すがらいろいろと案内してくれる。暗いし眠いしで全然頭に入らなかったけど。着いたホテルはメディナ(いわゆる旧市街。城壁みたいなのに囲まれた中にある迷路のような町並み)のどまんなか、「プチ・ソッコ」と呼ばれる区画に面している。周囲はカフェなどが多く、賑やかな地域。ここに2泊である。とりあえずシャワーのお湯がめちゃくちゃヌルかった。まあ安くて便利な場所にあるので全然OK。