ジャケを見てこれはきっとジャンクとかノイズとかスカムとかそういうのに違いないと思って買ったところが、聴いてみたらクリスマスソングの引用なんかも織り込みつつスチールギターをフィーチャーしたカントリー&ブルース風の洒脱な音楽。
そもそもキム・テチュンは来日したこともある(どうも何度か来ているらしい)カントリー・ブルース・シンガーなのであって、勘違いした僕の方が悪い。それに想像してたものと違うからといって、これが良くないというわけでは全然なくて、むしろ嬉しい発見だった。
しかしなんでこんなジャケなんだろう。まあ過去のアルバムをみると「家畜病院ブルース」だとか「悪魔の種子」だのおどろおどろしいタイトルが付けられているので、歌詞が分かれば納得するのかもしれない。ちなみに釜山出身で、結構南部訛りの韓国語で歌っているそうだ。