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6/12 テンテンコ、Hair Stylistics、村田学(テンテンコ3デイズ2日目) at Bar Isshee

引き続きテンテンコ3デイズ2日目も最前列(初日と同じ席)で鑑賞。本日は対バン2組が先に演奏した後で最後にテンテンコのソロという流れ。会場は満員御礼、立ち見もあり。

1番手は狂うクルー/AKBKの村田学。エフェクターをずらりと半円形に10台ほど並べてのギターソロ。BOSSのデジタルディレイが2台あるのは、ディレイ用とループ用なのだろう。前半は中低音や電子音ぽくエフェクト処理した音色のフィードバックループアンビエントノイズ的な雰囲気で展開していく感じ。手元はあまり動かさないのであまり弾いてないように見えるけど、こういう演奏は結構集中力がいるのがわかるので、こちらも固唾を飲んで見守る。
途中から軽く歪んだギターでちょっと変わったコードを刻むカッティング反復に切り替わって行ったのだけど、なんとなくそのフレーズにはソニック・ユースの影響が見て取れた気がする。

続くHair Stylisticsはモジュラーシンセのソロ。セッティングがすごく大変そう(笑)。自分でも混乱気味っぽくて、「あ、あれを忘れてきた」「あ、ここにあった」みたいなのを延々とやりつつ、なんとか演奏開始。基本的にはぶっとい不穏な電子音。最前列で見てたので、つまみやらケーブルやらをたくさんいじっているのを見てるだけで盛り上がる(馬鹿っぽい感想……)。


最後のテンテンコソロはこの3日間では一番ポップだったかな。基本的にはノイズテクノちょいインダストリアルという感じなのだが、ビートを強調した感じで展開も単調でなく楽しい。ノイズとポップのさじ加減が絶妙というか、こういうのはやっぱセンスだなあ。

最後に3人でのセッションなんて話も事前にはあったのだけど、結局スペース的にどう見ても無理なので(笑)そのまま終了。

工業製品
テンテンコ
B01M5CRNLZ

The Slaughter Bill
Hair Stylistics
B018LGYO42

KURUUCREW
KURUUCREW
B01B2Z19TW