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2019/8/14(水)あいちトリエンナーレ1日目

7時半頃名古屋着、バス会社の運営する休憩スペース「VIPラウンジ」で休憩&携帯の充電(名前と裏腹にすごいタコ部屋っぽい部屋だった)。

9時頃に名駅ウェルビーへ。荷物預けてサウナ3セット。休憩スペースで寝る。起きたら10:50、妻から駅についたとの連絡が来ている。急いで着替えてナナちゃん足元で妻と合流。
トリエンナーレ鑑賞コース、全然考えてなかったのだけど、妻がいろいろ調べてプランを立ててくれた。台風が近づいていることもあり、雨が降る前にまずは町内のあちこちに展示が分散している四間道(「しけみち」と読むのだそう!)に行くのがよかろうということに。駅から15分くらいだそうなので歩いて向かう。途中、金と銀の信長・秀吉が(道路の向こう側には家康と水戸黄門も。なぜ水戸黄門……)。これはさすがにトリエンナーレの作品ではない模様。


着いてみたら12時からの展示が多く、インフォメーションも12時オープンで地図すら手に入らないので先に昼食とする。適当な蕎麦屋に入り、カレーつけそば+豚なんこつ。これがカレーも肉も超旨い!早速テンションがあがる。

12時になってインフォメーションが開いたので地図をもらい鑑賞を開始。最初に入ったのは古民家を使った展示。蔵みたいなところにでっかいジオラマを作った作品がすごかった。



ユザーンが毎日練習している

すごく面白かったのがこれ。


北京市内にある名前のついてない道に勝手に自分の名前を入れた標識を立てたらそれが道路名としてGoogleMapなどにも載るようになり、最終的には行政のほうから「これはこの道の名前ではない」と標識が撤去されるに至る。その流れのニュース映像が流され、北京の地図に実際にその名前が載っているものが展示されている。で、外に出てみたら(入る前には気づかなかったけど)、まさにその標識が立っている!トンチがきいてるにもほどがあるでしょ。

トランスジェンダーで自分の名前を変えた人たちのインタビューを流す映像作品があり、最後に自分でつけた名前を何度も絶叫するのだが、その人がつけた名前が「June」だったもんで「じゅーーーん!じゅーーーん!」という叫び声を繰り返し聞かされることになってちょっといたたまれない気分に笑。

シャトルバス的なものもあるようだがタイミングが合わないのでタクシーで愛知芸術文化センターへ移動。ちょっと疲れたので地下の喫茶店でお茶。

地下の吹き抜けにドーンと展示されているロックTシャツを大量にコラージュした作品がド迫力。

シケモクや噛み終えたガムなどからDNAを採取して顔を再現したもの&残留DNA情報を消去するスプレーのセット、大きな展示室を不フルに使った田中功起の「家族」をテーマにした重層的な作品、人の全くいない街をドローンの空撮でおさめた映像作品、伊藤ガビンによるユーモラスな「メディア・アート批評」作品等々、テクノロジーを駆使した大作が多く楽しい。





一方で、前橋でも出展していたインドネシアのパンクロックスクラブによる巨大な版画も

表現の不自由展跡地

隣の展示も中止されていた。

17時までざっとひととおり鑑賞。





夕食は味仙へ。けっこう並んでたのだが回転が早いのでわりとすんなり。もちろん台湾ラーメンを頼む(色々食べたかったのでミニにしておく)。予想以上に辛かったらしく、一口啜った瞬間に妻が思いっきりむせていた。




名古屋駅に戻り妻がお土産買うのにつきあう。新幹線の時間までお茶して解散、21時頃ウェルビーにもどりチェックイン。サウナ3セットをキメて食事処でハイボール呑みつつ、今日拾い集めた紙ものをノートに貼ったりする。