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2019/8/15(木)あいちトリエンナーレ2日目


朝食バイキングのあと、風呂(サウナ4セットほど)。ウェルビーはサウナが有名なのだが、これまで何度も今池のウェルビーに泊まっていたにもかかわらずちゃんとサウナに入ったことがなかったのである。ということで名駅店のサウナだが、これがじつに最高。とくに「森のサウナ」というやつはセルフロウリュもあって嬉しい。次は栄店に行かなければ。
休憩スペースの「サウナ本コーナー」に『達人サウナ術』が!

10時過ぎにチェックアウトしたかったのだがトイレがずっと清掃中で出遅れる(結局諦めてデパートのトイレに行った)。11時過ぎチェックアウト。台風が近づいており、雨が降り始めている
昼過ぎに豊田市駅着。徒歩で豊田市美術館に向かう途中で雨が降り出す、断続的に振られて風も強いのでわりと濡れた……

社会の裏側で政府によって機能している様々な事柄とかグローバル資本主義、歴史等に関するテキストと写真、絵画と彫刻を組み合わせた多面的な作品がいろいろとあり、テキストなどしっかり読まないとわからないものが多くて咀嚼しきれなかった感がある。ほんとは豊田市だけで一日かけてもいいくらいだったかも。






市内各所の展示は雨がきつかったせいもあってまわりきれず。それでもこれだけは直に見ておきたいと思ったのが廃校のプールに展示されたこれ。なんでも「トランプ大統領がメキシコとの国境へ建てようとしている壁の高さ」なのだという

駅周辺では、戦後の長崎および公共の場における彫刻の展示についての資料と、地面に突き刺さる大きな矢印がこちらにも刺さってくる。

なんとなく昼食を食べそびれつつ名古屋に戻る。服が濡れてたのと冷房がきついのとで寒い……。ともあれあいちトリエンナーレめぐりの最後は名古屋市美術館。これまで回った2つに比べるとややこじんまりとした建物。

日本の台湾支配に関する映像インスタレーション

人工授精で生まれた作家がクローン羊ドリーの故郷を訪ねるインスタレーション


ホドロフスキーの手紙!

セクハラ・性暴力の被害にあった経験を書き出すというワークショップで集めた膨大な付箋を集めた展示

悪夢的なGIFアニメ(かっこいい)

英語のまったくわからないセルビア人にティアーズ・フォー・フィアーズの曲を聞かせて歌詞を書き取らせるというもの

このポスターは名古屋市美術館だけなくあちこちに貼られていたのだが、説明を読んだらこのキャストがあちこちでブラブラしてるので声をかけたりしてよかったらしい。全然別物の公演ポスターだと思って完全にスルーしてた。

等々、ざーっと駆け足で鑑賞。2日間通してけっこう映像作品(それもインタビューものなど)が多く、もっと時間に余裕をもってくればよかったなというのが正直なところ(あと1日ほしい)。
ネット上での騒ぎとはうらはらに、会場の雰囲気はきわめて落ちつていた。特に豊田市はボランティアも気さくな方たちでとても居心地よく過ごすことができたと思う。ポリティカルだったりジェンダーに関する作品が多いというのも印象的で、このあたりはやっぱ津田さんならではだなあと。
とまあ美術鑑賞もそこそこに、せっかくだからレコード屋にでも、とRecord Shop Zooへ。7インチとCDちょっと購入(2000円ちょい)。

ほかにも道すがら何軒か入ってみたが収穫はなし。
行きたい居酒屋をいくつかリストアップしてあったのだけど台風のせいかお盆のせいかことごとく休み……雨風もきつくなってきたし、しかたなく名古屋駅に戻り大名古屋ビルヂングの名古屋居酒屋で軽く呑む(手羽、串カツなど)



同じビルの味仙にて台湾ラーメンで〆

ウェルビーにもどって荷物回収、名古屋駅でお土産購入して新幹線へ。新宿から京王ライナーという大名コースで24時半頃帰宅。