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2019/10/16(水)

家族で小倉に旅行に行く夢を見た。半日自由時間が取れたのでレコード屋に行こう、まずはボーダーラインかな、と張り切って宿を出たところで目覚まし。
「アジア文学の誘い」@チェッコリ。

『13・67』と華文ミステリの話。客席にもコアなファンが多く面白かった。
質疑応答の際に、作品の構造(時系列をさかのぼっていき、主人公と社会状況の関係の変化が描かれていく)が映画『ペパーミント・キャンディー』と似ていると思った、という話をする。倉本さおりさんいわくアジアは変化が早かったので、一人の人間の一生と社会の変化を絡めて描くというのがやりやすいのかもしれない、と。
ちなみに『13・67』を手にとったきっかけも聞かれ、「何かの書評を見て興味を持ったんだったと思います」と答えたのだが、よく考えてみるとまさに本日のゲストである杉江松恋さんによる書評だった気がする。

13・67
13・67
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帰宅後、焼き肉プロレス11話見る。唐突に店長(武藤敬司)が死んじゃってるので驚いた。

『拳銃使いの娘』読了。殺し屋に追われる父娘の逃走&逆襲。いかにも映画化されそうな話だなと思ったら、解説によると著者はもともと映像畑の出身で、本作もすでに映像化が進んでいるとのこと。あと、著者後書きに出てくるミュージシャンがボーズ・オブ・カナダSUNN O)))、アース、エレクトリック・ウィザードといったラインナップなのは、アメリカの乾いたゴシック感みたいなのが感じられる。

拳銃使いの娘 (ハヤカワ・ミステリ1939)
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