ペンギンハウスのこと
ペンギンハウスのマスターが亡くなったという。
ペンギンハウスと出会ったのは90年代末〜ゼロ年代頭くらいのことだっただろうか。
もともとはジャズやブルースの箱だったはずだが、ぼくが知った頃にはフリー/インプロヴィゼーション系のミュージシャンたちが出ている店という印象。
その後、ゼロ年代初頭に初めての自主企画「至上の愛」をスタートさせたのもペンギンハウスだった。関西のオルタナティヴなバンドやインプロヴァイザーなどに出演してもらい、4回くらいやったのかな。
2003年頃に大甲子園を結成して久々にバンド活動を再開。2004年の初ライブはやはりペンギンハウスで、盟友カーリーズや敬愛する先輩ビックEなどに出演してもらった。初期大甲子園はずっとペンギンだったね。
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penguinhouse.net
その後、スタッフが変わったり、自分の活動拠点もアースダムやらアウトブレイクに移っていったりでペンギンに出演する機会は減っていったのだが、スズキジュンゾさん絡みのサイケ系企画や、ガレージ・パンク系のイベントなど、いろんなジャンルのライブでちょいちょい脚を運んだ。たしか新年ライブでマスターの俳句朗読+演奏みたいなのも観たことがある。あれはすごかったなあ。
近年はマスターは店の運営からは退いており、会う機会もなくなっていたのだが、最近ちょっとずつ復帰しているなんて話もあった矢先のこと。ペンギンハウスはなんだかんだで自分の中では大事な場所だったし、ぼちぼちマスターにまた演奏を見てもらう機会もあるかなと思っていたところだったのでとても残念だ。