『サムライ』
アラン・ドロン主演、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の犯罪映画。
アラン・ドロン演じる殺し屋は、愛人との口裏合わせでアリバイ工作をして仕事に及ぶのだが、ジャズ・クラブでの仕事の際に女性ピアニストに顔を見られてしまう。警察に追求される一方、殺しを依頼した組織からも命を狙われることになり……。
まあとにかくアラン・ドロンがかっこいいという映画である。スーツ、コート、ハットで常にビシッとキメている(帽子をかぶる際、毎回丁寧に向きを整えてるのが印象的)。1967年の映画なので英米ではもうサイケファッションになってきる頃だと思うのだが、フランスではまだこの時点ではこの感じだったんだろうか。音楽も基本的にジャズだし。それとも、ヌーヴェル・ヴァーグとかとは一線を画して、敢えて大人向きの映画を作ってたということなのかな。
最後のくだりがいまひとつ意味がわからなかった。ここでタイトルの「サムライ」が意味を持つのだとか言われてるようなんだけど、そもそも引き受けなきゃよくない?
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なんと、香水まであるらしい。
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