ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
『初恋』と同日、3/22にTOHOシネマズ新宿で鑑賞。これが現時点で最後に映画館で観た映画である。映画館にもライブハウスにも次に行けるのはいつの日になることだろうか。その頃にはどこが残ってるんだろうか……さておき、前作というか『スーサイド・スクワット』はDCのヴィラン集団が主役をはるというもので、未見なんだけど評判は非常に悪いなか、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインだけは評判がよかったわけで、満を持して今回はハーレイを主役にした新作が登場したわけである。しかもマーゴット・ロビー自身がプロデューサーで、この映画は女性が撮らなきゃダメだと強く主張して新人のキャシー・ヤンを起用。結果、DC初のアジア人女性監督の誕生というオマケもついたわけだが、この抜擢は大正解だったんじゃないかな。
要はジョーカーと別れたハーレイが、それぞれにバックグラウンドのある女性たちと組んで大暴れする話なのだが、随所でロックンロールが鳴り響き、全編ポップ&痛快。マンガ的なエフェクトが多用されてるのは好き嫌いあると思うけど、この作品には合ってるんじゃないでしょうか。まあとにかくマーゴット・ロビーがいいんですよ。表情ひとつひとつ、そしてかなりガッツリとアクションをやっており、特に警察署でのアクションが最高。あれだけで観る価値がある。
ぼくはなぜかマンガはDCばっか読んでるのに映画はマーヴェルしか観てなかったんだけど、ハーレイが引き続き出てくるのならここから先は観てもいいかなと思った(『ワンダー・ウーマン』と『アクアマン』くらいはさかのぼって観ておいてもいいのかな)。しかしまあそれもまたいつの話になるやら、ですな……