スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
MCU第一期の最後を飾る作品がまさかのスパイダーマン。長谷川町蔵さんと山崎まどかさんの書店イベントに行った際に、『エンドゲーム』をテン年代映画のベストのひとつに選んでいたと記憶しているのだが、その際にあくまで『ファー・フロム・ホーム』と合わせてのランクインだと強調していたのが印象に残っている。
ということで、どんな大団円が待っているのかと思って見てみたわけなんですが、見終わっての感想は「なんじゃこれ! 続きを! 続きを早く!」
エンドゲーム後の世界(=社長なきあとの世界)でピーターがスパイダーマンとしてどのように生きるのか、ということを描いた映画ではあるので、それなり感慨深いものはあるのだけど、感慨にふけったところで終わらずに、めっちゃ次が気になるところで「つづく」となる作りは、ドラマならともかく映画としてはどうなんだろうという気はする。面白かったし絶対続きも観るんだけど。いまの時代にアメコミ映画を観るというのはそういうことだというのはわかってるんだけど、微妙に釈然としないものは残るな。