【27冊目】阿久津隆『読書の日記 本作りスープとパン重力の虹』
「本の読める店」フヅクエの店主による読書日記の2冊め。シリーズなのに1冊目と造本がぜんぜん違う。この自由度の高い発想は見習いたい。
ウェブやメルマガにて書き綴られたものを加筆修正しているのだが、たぶんそんなにがっつり加筆はしてない感じ。むしろ、日記なんだからその時に思ったこと
・書いたことをそのまま残したい、という方針で作られている。なので、たぶん普通の編集者だったら直したくなりそうな癖と遊びのある文章とか表記の不統一も概ねそのままになっている。こういうの、誤字脱字の修正はどのくらいやるんだろう(職業的興味)。
自分のウェブ日記も、この読書日記の影響はわりとあるというか、そういえば読書記録をつけようと思ってたのだった。
下北店の開店とコロナ禍がもろかぶりのタイミングで、きっと大変だろうとは思うのだけど、機会を見つけてお店にもまた行きたい。下北なら帰り道だし。