NOIZ NOIZ NOIZ

1999年スタートの特殊音楽個人サイト http://www.noiznoiznoiz.com/ からこちらに移動してきました

ランボー最後の戦場

f:id:junne:20201125012641p:plain
ちょっと前にランボーのシリーズをまとめて観ようと思いたって観始めたものの、『怒りのアフガン』で呆れてそこで止まっていたのだが、最新作『ラストブラッド』も評判いいのでやはり観ておこうとU-NEXTで鑑賞(アマプラだったかもしれない。忘れた)。

東南アジアでひっそり暮らすランボーのもとに、平和活動をしているNGOのグループがやってくる。軍事政権下のミャンマーに潜入するため、案内してほしいという。NGOの面々のお花畑ぶりにうんざりしつつも、川をのぼって(下ってかも。忘れた)送り届けたのもつかの間、彼らが軍事政権に捉えられたとの情報が入る。
f:id:junne:20201125012707p:plain

NGO救出のために集められた傭兵たちを乗せ、再度ボートを出すランボー。傭兵たちはランボーの素性を知らないので、単なる船頭くらいに扱っているのだが、やがて救出作戦が始まると……。まあいわゆる「舐めてた相手が殺人マシーンだった」の変則パターンとも言えなくない。
f:id:junne:20201125012750p:plain
『怒りのアフガン』はアメリカとアフガンの関係など考えると随分と微妙な映画になってしまったわけだが、本作で描写されているキリスト教少数民族の弾圧はかなり事実に基づいて描かれているという。その後、軍事政権は倒れたものお今度はイスラム系のロヒンギャが弾圧されている状況もあり、『怒りのアフガン』とは違って意味でなんかこうモヤモヤしたものの残る映画ではある。