2020年8月に見た映画
マリー・アントワネット
- ソフィア・コッポラ監督、キルスティン・ダンストがアントワネットを演じる。絢爛豪華なのと、音楽の使い方(NW多め)がちょっとおもしろいというところ以外に観るべきものはないと思った
若い人
ポセイドン・アドベンチャー
- 超有名作だが「要するに沈む船から脱出する話でしょ?」くらいの認識で実際には観たことのなかった作品。そのとおりなんだが手に汗握る展開で飽きさせない。こういう映画は「誰が死んで誰が生き残るのか」というのがキモだと思うんだが、その点でもよくできていると思った。老夫婦が沁みる。
オデッセイ
- リドリー・スコットの火星SF。火星の基地に一人取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描く。最後は助かるんだよなと思いつつも状況がどんどん過酷になっていく展開は手堅くよくできてるって感じかな。ボウイファン的にぐっとくるシーンあり。
アダムス・ファミリー、アダムス・ファミリー2
- 何度も見てる映画なんだが何度見ても最高。特に2のクライマックスは何度見てもスカッとする。なんでこのあと続編はつくられなかったんだろうか。まあなくてよかった気もするけど。
愛と死の記録
日の名残り
- イギリスの地方貴族に仕える執事の密かな恋。第二次大戦前夜と現代のふたつの時間が並行して描かれる。美術から演出からとても丁寧に作られている印象。カズオ・イシグロを一冊も読んでないのは英文科卒としてちょっと問題だと思うので、とりあえず原作を買った。なるべく近々読むつもりです。
日本沈没
- 違う意味でそろそろ日本も沈没しそうだがそれはともかく、こちらはパニック映画ではなく、むしろ沈みゆく日本を離れた人々をどのように世界は受け入れるのか、パニックになることなく冷静にシミュレーションする内容。さすが小松左京。正しくSF。役者陣もいい。カタストロフのシーンは今見ても迫力がある。草彅剛は嫌いじゃないけどリメイクは正直観る気にならないな。
ハード・ウェイ
- マイケル・J・フォックス演じる軽く見られがちな映画スターがキャリアのステップアップのため、ニューヨークの刑事とともに事件の捜査に加わる。このスター像がまさに当時のマイケル・J・フォックスそのものという感じで皮肉がきいてるなと。