NOIZ NOIZ NOIZ

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2020/4/2(木)

本日の弁当は完全に昨日の残り物。煮魚が半分の切れっ端だったりするあたりに、残り物感がよく出てるのではないでしょうか。
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あいかわらずニュースが気になりつつも、粛々と仕事をしている。これ、このタイミングで出して売れるのかな?と思うようなもののあるのだが、いつなら出せるかとか待ってたらいよいよいつになるかわからないので、だったら出せるうちに出しちゃったほうがいいだろう。一方で、これは絶対今でしょ!というのもあるので、これは頑張りたい。とりあえずテープ起こしを一本追えて店じまい。あと2時間x3本……来週中には全部起こして構成までしてしまいたいのだけれど、さすがに難しかな。家でやったほうがぶっちゃけ捗るんだよな、パソコン環境的にも。完全なリモートワークは無理にしても、早めに帰って自宅作業とかにはできないもんだろうか。
ちなみに会社的にはインフラの問題もあるのでリモートワークなどはできないと昨日発表されたところだ(社外のひととやりとりしていると「御社はテレワークとかしないんですか?」みたいなことをよく聞かれるので)。まあぼくの仕事は家でできることも多いんだけど、実際会社でないとできない作業のために出社せざるをえない人が多い中で自分だけ在宅ってのも気が引ける(このあたり、なんだかんだで日本人だなあと思う)。
たぶん、政府または東京都からの外出自粛指示(「要請」ではなく)が出るか、社内から感染者が出て閉鎖になるかしない限りは通勤することになるんだろう。政府は依然として頑なに非常事態宣言を出す段階ではないと言い続けてるんだけど、そうであればどうなったらその段階になるのかをはっきり示してもらえないもんだろうか。ズルズル引っ張ってなんとなく収束するのを待とうとしてるようにしか思えない(現政権のこれまでの災害対応とおなじように)。

テープ起こし新しいのに着手。しかしながら数分だけやったところで退社。これ本当に6月に出せるのかな……。そして6〜7月くらいに出したいと思ってる本が取材が入れられず難航している。こういうときに読みたいタイプの本だとは思うんだけどどうしたもんか。

2020/4/1(水)

さすがに今年はどうでもいいようなエイプリルフールネタは見かけなかったので、その点だけはよかった。そういえばうちは2011年の4月1日に入籍したのだけれど(震災よりだいぶ前から決めていたことではある)、「覚えやすい」というのと、「入籍なう」ってツイートしたいというのがこの日を選んだ理由なのだった。一部の友人からほんとにエイプリルフールだと思われて「つまんないこと言ってんなと思った」と言われたのは予想外だったけども……

会社で全社ミーティングというのが行われた。新年度にあたっての方針等説明というもの。ミーティングというか、基本的には発表を聞く場なのだけれど、しゃべる人たちはみんなマスクをしていたのが印象的だった。むかし、前の会社の朝礼で発表をしないといけなくて、しかしながらずっと咳が止まらなかったので自分としてはエチケットのつもりでマスクをしたまま話そうとしたら「マスクを取れ!」と叱られたのが非常に印象に残っているのである。

弁当は本日はパスタをメインにしてみた。週に1,2回、麺やパンを入れると気分が変わってよいとパリッコさんが書いていたのを真似してみたのである。
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今日から本気出すはずだったのだが、やはりついついニュースを気にしてしまう。首相が記者会見で、国民に1住所あたりマスク2枚を配布するとの発表をしているのでもう怒る気すらしなくなったりとか。ともあれ、次の新刊の原稿が一通り揃ったのでまずは良し。そちらをやってたのでテープ起こしが進まなかったから、これは明日がんばろう……。

古川日出男サウンドトラック』を読了。ヒートアイランド現象、移民の増大とそれにともなう排外主義の台頭など予見的な要素の多い作品なのだが、終盤には疫病まで出てくるのでびっくりした。小説家の想像力。

週末のオンライン飲み会の際に、なんか本棚からいろいろ出してきて見せ合うという展開になったのだけれど、その際に出してきた矢口の写真集の数々をパラパラと眺めていたら、どれもこれも超かわいいのな! 当時接触イベントなんかあったらきっと破産してたわ。ていうか今からチェキとかやってくれてもいいんですよ!

2020/2/16 『音と光』at 吉祥寺GOK Sound

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福岡のサイケデリック・ロック・バンド、蝉が東京でライブをやるというレアな催しがあったので馳せ参じた。会場はレコーディングスタジオである吉祥寺のGOK Sound。個人的には大友さんの諸作品のイメージが強い。むかーし、ここでチェコのネズダリがライブレコーディングをやった時に来て以来かな(そういえばあれは結局リリースされなかったな……)。スタジオライブとはいってもレコーディングスタジオだからか、音もよかったように思う。

トップの冷牟田敬bandは、なんというかソニック・ユースがもっとシューゲイザーよりになった感じかな。ギターがいい音。
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続くsosite はドラムと女性G/Voの二人編成で、はかなげな歌声のシューゲイザー。ずっとふたりで活動してきたのだが、なんと今度ベースが入ると発表された。
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主催のほたるたちは初めて観るのだが、穂高亜希子をB/Voに擁するトリオ編成。こちらもシューゲイザーぽいんだけど、歌はsositeとは対象的に熱い。
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とまあ、ここまで全体にシューゲイザー的ながらもそれぞれに個性のあるバンドが続いたあとに、いよいよ蝉。セッティングから徐々にシームレスに演奏が始まるスタイルは変わらず。昔見たときと違うのはキーボードがいることなのだけど、これがまあ実に暴力的な電子音でめちゃくちゃかっこいい。即興ではあるが構築感があり、AMT河端さんなんか言うところの「Instant Composing」に近いというか、完全にロック。また観たいけど、次はいつになることか。
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【24冊目】ジム・キャロル『ダウンタウン青春日記』

ジム・キャロル『マンハッタン少年日記』の続編ということでいいのだろうか。ぼくの中のライフワークのひとつとして『プリーズ・キル・ミー』に出てくる人たちの作品を読んだり聴いたり観たりするというのがある。ジム・キャロルもその一環として読んでみた次第。
バスケットボールの名プレイヤーである一方でドラッグをおぼえ、だんだん深くはまっていくティーンネイジャーの様子を描いていたのが『マンハッタン』だったわけだが、それが出版されて話題を呼び、ニューヨークの文芸/アートシーンの若き名士になった姿が今作では記録されている。なので、ウォーホル周辺(ポール・モリセイとかジェラード・マランガとか)やバロウズなんかが出てくるから「おおっ!」と思う箇所は多い一方、前作ほどの瑞々しさはないかなという気も。そういえば献辞でパティ・スミスの名前が出てくるけど、本文には出てこなかった気がするな。最後のほうで音楽活動の話もちょこっと出てくるのだけど、どんな音楽をやってるのか今度聞いてみたい。やっぱディラン系なのかな。
前半はズブズブにドラッグにハマっているのだが、後半はドラッグを抜くためにカリフォルニアに移る。いまの感覚だとカリフォルニアでヤク抜きができるとはとうてい思えないのだけど、当時はそれだけNYが突出してドラッグシティだったということなのかしら。
『マンハッタン』のほうは『バスケットボール・ダイアリーズ』として映画化されている(若きディカプリオが熱演!)んだけど、こちらは映画化とかされてないのかな。
調べればわかりそうなことをつらつらと書き連ねてしまった……

ダウンタウン青春日記
ジム キャロル
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2020/3/30(月)

今日の地味弁当は写真なし(撮るの忘れた)。まえに友人が、ちくわは色々詰めたりできるので弁当に便利だと言ってたのを思い出し、とりあえずチーズを詰めてみました。

朝一番で志村けん死去という大ショックなニュースが飛び込んできて一瞬言葉を失う。17日に発症したらしいので2週間。既往症やら喫煙やらも関係するんだろうけど、急速に悪化するんだな……。そして柳家睦さんが感染しているということも知る。ツイートをさかのぼっていくと、けっこう前から体調が悪かったのになかなか検査できなかった模様。こちらも心配だ。と思えば、友人が働いている会社でも感染者が出てオフィスが封鎖されたという。いよいよ身近なところに迫ってきているなという感じ。以前から、4/1に東京都がロックダウンされるという話が広まっていたようで、上司からもそのように言われていたのだが、(妻も友人からそのように聞いたという)、官房長官が記者会見で「明確に否定」。とはいえ、正直ぜんぜん信用できない。「4/1にはやらないと言ったが、絶対やらないとは言ってない」みたいなことになるだろうって、みんな思ってるよね。挙げ句、夜に行われた小池百合子の会見で怒り心頭。もう腹が立って仕事が手につかないので22時に退社した(通常営業だな……)。自分も含めて、世の中どうもピリピリしててよくないね……。

とはいえ、待っていた原稿がようやく届いたりしたので悪いことばかりではない。3週間くらい遅れてるのでなんとか取り戻したい……。

TV録画で伊藤政則の「ROCK CITY」。この番組、だいたい毎週3~4本のMVを放映するのだが、正直そのなかでいいと思うのは週1本くらい。2本あったらいいほうという感じ。しかしながら今回は4者4様ながら全部よかった(あくまで個人の感想です)。British Lion、Andy McCoy、In This Moment、Ihsahn(Emperor)。まあマッコイ先生はそりゃかっこいいに決まってるしIhsahnソロは評判いいのは知ってたのだけど、全然知らなかったIn This Momentがなかなかかっこいい。ゴシック・インダストリアルというか。

youtu.be

2020/3/31(火)

みなさんご存知のようにライブハウスが苦境に立たされている昨今、まずは自分にできる支援をということで、ひとまず四谷アウトブレイクの通販でドリンクチケットを100枚買ったよ!営業再開後はしばらくは飲み放題だ!
boone4649.thebase.in

しかし、一方でここへ来て小さなライブバー(キャパ20人とか30人とかの規模の)が閉店するという情報も入ってきている。できれば縁のある店には何らかの支援をしたいのだが、もどかしい……
今日の弁当は冷凍庫にあった豚肉を使って豚キムチだったのだがまたしても写真を撮り忘れた。同じような弁当斜写真のサムネが続く画面を作りたかったのだけれど早くも断念だ。
年度末だからというわけでもないが、本日付で一度に三人が退社。自分の部署のバイトさんも最終日だったのだが、うっかり餞別を用意していなかったので慌ててコンビニに走りお菓子を買ってくる。本当ならノイズのレア盤でもあげればよかったのだが(ノイズと現代音楽が好きな女子なのです)。このご時勢なので送別会もできなかったのがちょっと心残りではある。
なんだかニュースが気になってなかなか仕事が手につかないのだが、すでに複数の案件でケツに火がつきつつあるのだった。明日から本気出そう。というか、ぼくが本気出しても著者が本気を出さないとケツの火は消えないので、本気出して催促しよう。こういうとき、怒っても怖くないタイプの編集者は損だなと思うけど、まあこれまでずっとこんな感じなので、今から急に怖くなることもできないからなあ。とまあ仕事が手につかないまま、ついついダラダラと会社に長居してしまい、帰りは今日も遅くなった。怖くなるのは無理でもこっちはなるべく改めよう……。
地元駅のなか卯が閉店していた。界隈では松屋と並んでもっとも遅い時間までやってる飲食店だったので重宝していたのだが、残念。これからは調布北口店をご利用くださいと買いてあったんだけど、遠いよ……。
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そして吉野家が閉店し日高屋になる模様。個人的には日高屋のほうがニーズあるのでこちらはちょっと嬉しい。
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タバコ・ロード

名匠ジョン・フォードの作ながら、『ブリッジ・オブ・スパイ』とは正反対のぶっ飛んだ映画。なにしろほとんどバカと狂人しか出てこない。
junne.hatenablog.com


西部劇ではなく、田舎の貧乏白人、いわゆるヒルビリー的な人々を描いている。主人公の老夫婦(子沢山すぎて何人産んだか覚えてないという)、息子と娘が一人ずつ(あとはだいたい結婚して家を出ていった模様)、老母という家族構成。
娘婿が「あんたの娘を嫁にもらったはいいが、全然言うことを聞かない」とクレームを入れに来るのだが、「あれはまだ13だからな(!)。だったらこっちの娘と交換するか」「もう23だろ、そんな年増はいやだ」(!!)みたいなヒドい会話が展開(ここ、年齢はうろ覚えです)。しまいに娘婿に「おまえの持ってる蕪をくれ」と言って断られると、家族全員で襲いかかって強奪、そのまま全員ナマでかじりつくという目を疑うようなオープニング。
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息子は車のクラクションに興奮して「ブッブー!ピッピー!」と叫び続け、なぜか教会のおばさん(好きあらば聖歌を歌う)に見初められて結婚し、車を買ってもらう。
そんな感じで楽しく暮らしていると、家族の農場が地主から接収されるという危機が訪れる。これを避けるには地代を収めないといけないということで金策に乗り出すのだが、これまたドタバタするばかりでまったく上手くいく気配なし。最後はいい話に落ち着いたのかなと見せかけるも結局は全然懲りてない。もともとは舞台でのヒット作で「プア・ホワイトを描いた作品」ということになってるようなのだが、とにかく終始狂騒的。スラップスティックといえなくもないが、ジョン・フォードは一体何を思ってこんなものを……。

『ゴシックカルチャー入門』における「鄙びるゴシック」の章で紹介されているヒルビリーに興味を持ったかたは、本作で最高にバカバカしい形で描かれているので、観てみるといいのではないでしょうか。

タバコ・ロード [DVD]
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posted with amachazl at 2020.04.01
チャールズ・グレープウィン, ダナ・アンドリュース, ジーン・ティアニー, マージョリーランボー, ウィリアム・トレイシー, ウォード・ボンド, ジョン・フォード