10/4 Carmen Villain、テンテンコ、Merzbow at 小岩BushBash
久々に行くとやっぱ小岩は遠い……しかし行った甲斐のある充実したライブでありました。ちなみにこの日もオープン後DJタイム長めでライブ開始はちょい遅めという設定。何度も言うけど平日ライブにはいいスタイルだと思います!
個人的にMerzbowのライブはたぶんFreedommune以来かな。最近はラップトップじゃない、というのはなんとなく噂で聞いていたのだが、はたしてテーブルにエフェクターを並べ、手元には丸い缶にネックをつけてバネを張ったメタルパーカッション的な楽器という90年代Merzbow再び的なスタイルだった。エフェクターは(よくは見てないけど)数は昔に比べて少ない気がするものの強烈な轟音、そして随所で轟音の壁を切り裂くような電子音が炸裂しており強烈にかっこよかった。
小さい会場で見るのは久々だがやはりさすがのMerzbow
続いて登場のテンテンコ、直前に出演したDOMMUNEではテクノ的な要素を封印したジャーマン・ロック的スタイルだったと思うのだけど、今回はそのジャーマン・ロック的な音響をインダストリアル的なごつい音色にリズムに乗せてくるというかっこよすぎる演奏。最後に「いーまー」とかヴォーカルを乗せてくるのもよかった。
ジャーマンロック〜インダストリアル的アプローチのテンテンコかっこよかった
最後のCarmen Villainはギターとキーボードの弾き語りソロ。チルウェイブ系SSWといいますか、ギターでも鍵盤でも、ソロながらも浮遊感のある音響空間を構築。バックの映像も含め、なんというか『ツイン・ピークスThe Return』のエンディングで出てきそうな感じ。元スーパーモデルだそうでそれも納得の背の高い(テンコと30cm差くらいあるんじゃないかね)美女なのだが、どちらかというとフランクな人柄を感じさせる佇まいも印象的。
Carmen Villainドリーミーで素晴らしかった
工業製品
テンテンコ
Infinite Avenue
Carmen Villain