1/22 Yumi Hara & 佐藤行衛 at Bar Isshee
海外在住(ロンドン&ソウル)日本人ミュージシャンによるデュオ。となりの飲み屋で食事をしていたそうでスタート時間ぎりぎりに慌ただしく登場。
Yumi Hara and Yukie Sato
2nd set
喋りだすととにかくテンションの高いことでも共通しているこの二人だが、やはり演奏もそのノリがそのまま反映されており、ハイテンションかつ手数がやたらと多い。個人的にはギターに鍋を乗せ、その鍋に色々とおもちゃをぶち込んでガチャガチャとけたたましく鳴らすのが新鮮だった。こんなやかましいプリペアド・ギターはなかなかないと思いました。
1/24 Secret Base at 中野Heavy Sick Zero
- 新譜発売を目前に控えたSEX VIRGIN KILLERの企画。ほぼ1年ぶりのイライザ様も出演という俺得ラインナップである。DJは流血ブリザードのユダ様が担当しているのだが、これがまあ何というか脈絡とか全然なく有名な曲をガンガンかけてく感じで実にひどい(最高)。
トップバッターはSEX VIRGIN KILLER。
- ぼちぼち新曲も加わり新譜に向けて準備万端という感じである。しっかり対バンを立てるMCも好感度高い。そして新譜に伴い、SVKと流血ブリザートとVANISHINGという3バンドでツアーを行うという発表が。すげえなその組み合わせ。
二番手は名古屋のVANISHING
- まずはZODIAC MINDWARPとTOKYO YANKEESをあわせたようなルックスによるヴィジュアルショックが鮮烈である。そしてめちゃくちゃ音がでかい!暴走半島とか見た時も思ったけど、同じアンプ使ってるはずなのにあからさまに音量が違うってのはなんなのか。モーターヘッドをもうちょっと様式メタルよりにしたような音楽性もルックスとバッチリあってて最高である。また3バンドツアーでも見たい!
イライザ・ロイヤル&ザ総括リンチ
- イライザ女王様の体調不良のため、昨年はせっかくアルバムが発売になったにもかかわらずほとんど活動できなかった総括リンチ。思えばアルバム発売後これが初という実質レコ発みたいなライブで、アルバムに収録されてるライブ初披露の曲なんかも聞けて楽しかった。
メンバーのスケジュールがなかなか合わないバンドでもあるので機会は少ないと思いますがまた次のライブも楽しみであります。
VAZINISM (ヴァジニズム)
SEX VIRGIN KILLER (セックスヴァージンキラー)
Wild Horse
Vanishing
おんなの独立記念日
イライザ・ロイヤル&ザ・総括リンチ
1/14 at GBN LIVE HOUSE
前日に続いてGBN Livehouseへ。またしても到着が遅れた…
Krippled
最初のバンドはぼくが会場に入った瞬間くらいに終了。えーと、速かったような気がします…
Arryam
- ギターはThe Kitchesと同じ人が続けてステージにあがる。
- Scumraidの人がボーカル。音楽的にはScumraidみたいにノイジーではなくThe Kitchesとも似たところのあるスラッシュハードコア。超かっこいい。
Fecundation
- ギターとドラムの二人によるテクニカルデスメタル。二人とも超絶技巧なのだが、途中でスティックが折れたらまさかのストックなし(笑)で対バンのドラマーから借りていた。ギタリストが「俺はちゃんと替えの弦も、何なら替えのギターも用意してるのに、こいつは替えのスティックすら持ってない」という話(英語)をして笑いを取る。
Nahu
- 渋いグラインド。かっちりしてるんだけどメタルっぽいわけでもなくオブスキュアなわけでもなく、ハードコアパンク的なところが実に好みである。ASSUCKとか好きな人にはマストなのではないだろうか。Sete Star Septとのスプリットが出てたので購入。
Gonguri
- バムソム海賊団のソンゴン率いるドゥームバンド。昨年来日もしてドムスタでライブをやっていたのを見たことがある。
その時とはドラムが変わっていた(Nahuの人)。この日はギターで2バンド、ドラムで2バンド掛け持ちのプレイヤーがいたということになる。台湾でもそうみたいなんだけど、まだシーンが小さくて特にドラマーは掛け持ちが多いそうだ(このドラマーは一日3バンドで叩いてたこともあるとか)。
- ドゥームを基調にしつつ速いパートも適度に織り交ぜた緩急がめちゃくちゃかっこいい。音源ほしかったなー!
Disrotted (from USA)
- 昨日とは順番を変えてDisrottedが先に演奏。まあ基本的に昨日と同様なんだけど、今回はギター側から見たので細々としたところが見られて個人的には面白かった(のだが、全部忘れました…)
1/13 at GBN Livehouse
郊外のDIYスペース「GBN Livehouse」で日本のSu19bとアメリカのDisrottedのスプリット発売記念ツアー2デイズ。ジャパンツアーをした後でツアーファイナルとして韓国に来た、というコース。ちょっと不便な場所にあるのだが、やはり弘大とかの中心部ではこういうアンダーグラウンドなライヴができるヴェニューはなかなかないとのこと(再開発につぐ再開発で家賃があがってるんでしょうな。『パーティー51』で描かれた問題は全然終わってなくてむしろエスカレートしてるのだろうか)。
Octopoulpe
- ドラマー一人による打ち込みパワーヴァイオレンス。Bandcampで音は聞いててなかなかおもしろかったか楽しみにしてたんだけど到着が遅れて2曲くらいしか見られず。ギター、ベースは映像を映しつつ、その映像と同期したトラックに合わせてドラムを叩く感じ。コントローラーみたいなので映像上のギタリストを変更できるという機能もあるようだった(たぶん選んだギタリストによって演奏のトラックも変わるんだと思う)。ちなみにこの人はMyManMikeというバンドのメンバーでもある。
Vomit & Tear
- ドラムレスドゥームトリオ。ドラムがなく歪みまくった重低音の連続で、ほぼドローンに近い。本来はベース2人+ヴォーカルという編成のはずだがこの日は一人はギターを演奏。ただし出してる音はほぼベース(重低音で遅いリフを繰り返す)。むしろベースを弾いてるほうがリードというかギターっぽいフレーズを入れてきたりするのが面白い。
Su19b (from Japan)
- 日本でも何度か見ているバンドなのだがやはり海外で見ると独特の感慨がある。ブラッケンド・ドゥーム・グラインド?という感じの一言で言い難いミクスチャーエクストリームミュージック。かっこいい!
1/12 at club bbang(Seoul)
ソウル初日、夜は特にプランがなかったので何か適当なライブに行ってみようということで、ロック系の老舗ライブハウス「Club Bbang」へ。ここはLOOK & LISTENのライブにチャーミーさんが飛び入りして「Get The Glory」を歌ったことで有名である(ぼくの中では)。
transceiver records — CHARMY「渡韓日記」part.2
階段を下ってドアを開けると料金を支払う。このあたりの感じは日本の小さいライブハウスとほぼ一緒。ちょうど最初のバンドが演奏中だった。
- A.E 아카식 에고 - Akashic Ego
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- むかしながらのメタルバンドの演歌バラードみたいな曲を熱唱、ギターソロになるとライトハンドにスウィープにと昔懐かしいメタルの速弾きギター。
- 바비앤다이스(ボビー&ダイス)
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- 全員白シャツに黒ズボンというスタイル。会社帰りかと思ったけどたぶん衣装なんだな。そして全員メガネ。ビートルズナンバーなどをパブ・ロック的に演奏する感じで特にギターは悪くない
- 스프링스(Springs)
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- 速め4つ打ちリズムのギターロックでなかなかいいぞ!と思ったら次はバラード。というのを交互に繰り返す感じ。演奏はうまいしアッパーな曲はなかなかポップで楽しいのだが、バラードはタルいかなあ。
- 21세기피터팬들 - 21c Peterpans
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- シューゲイザーかなと思いきや歌が始まると熱唱系。どうもこちらの人は熱唱が好きなのだな。やはり演歌のふるさとということか。
- バンドがひととおり終わったあとには弾き語りを1、2曲やる人たちが入れ代わり立ち代わり登場。これはオープンマイク的なやつなのかな。
1/8 献血GIG at 四谷アウトブレイク
2017年一発目のライブはアウトブレイク渾身のイベント「献血GIG」でした!もともとアウトブレイクは以前から献血ギグと題して赤十字のスタッフを招いた献血トーク付きライブとか、みんなで集まって献血に行く(特にギグ要素なし)といった企画を展開、さらには「献血カード提示でドリンク一杯無料」など、様々な形で献血に協力してきたわけなのだが、今回はその長年の努力が実り、ついにライブハウス前に献血車がやってくるという前代未聞にして正真正銘の献血ギグ開催にこぎつけたのであった。ちなみに献血を済ませてから入場すれば入場無料になるのである。
あいにくの雨なのだが、アウトブレイク前に数台のバスがドーンと並んだ姿は圧巻。ぼくも機材を楽屋(普段はアウトブレイク店内の楽屋を使うのだが、本日は出演者多数のため隣のスナックを急遽楽屋としている。これまた気合のほどがうかがえるのである)に置いて献血車に乗り込む。結構な人が来ているので、受付から1時間くらいかかる感じ。出番の近いバンドのメンバーは一度楽屋に戻って着替えたりしてた。出番を終えたアイドル(衣装のまま)と同じ献血車で献血しているというのはなかなか変な気持ちである。
抜いてきた!
さて、ともあれ自分も献血を済ませて会場に。あいにくと野獣のリリアンには間に合いませんでした。いくつか見たバンドを。
- Jill
- 女王キャラと萌えキャラを行ったり来たりするキャラの立った女性ボーカルを擁したヘヴィロックバンド。メンバーが献血したばっか(さっきまで同じ車両にいた)人だったりするので他人事ながら心配になったり(笑)。
- つしまみれ
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- 献血にまつわる曲がすごく良かった。
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- 現メンバーで初めて見るのだけど最高じゃないですか!
- ここで一旦会場を抜けて夕食に。戻ってから自分の出番は志村浩二さん(みみのこと/exAcid Mothers Temple)とjah excretionこと岩崎優(Zothiqueのベースでもある)とのトリオ。前々からこの3人でやりたいと思っていた念願の編成である。なかなかやってて楽しかったのでもっと今度は長尺でやりたいな(誰か誘ってください!)。動画を撮ろうと思ってたのだけどあいにくと機材の故障で撮れてませんでした…
- 最後は音源リリースも控えたエレファントノイズカシマシ。
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- ディジェリドゥなども含む編成で構築感ありつつ終盤の上がっていく感じがかっこいい。
ちなみに献血は70人以上が参加、血管の具合で抜けなかった人もいるけど60人以上からの献血が集まったとのことで、大成功だったのではないでしょうか。またやってね!(また出たい!)
2017年2月上旬の日記
2/2(Thu)
水道橋のTokyo Dome City Hallでボウイのバックを務めた面々&数々のゲストシンガーによるボウイのトリビュートライブを見る。とても楽しい。これであとは本人がいたら完璧だったんだけどな……。
2/3(Fri)
会社帰りに最寄りの西友で買い物をする。近くに24時間営業の安いスーパーがあるのはなかなか助かる。
2/4(Sat)
歯医者に行って親不知を抜歯。
昨日買ってきた食材を使って料理をする。先日も作ったばかりのバルック・ブーラマ(鯖と野菜の蒸し煮)。
それを持って田畑さんちへ。絶品カレー鍋をいただきながらいろんな国のレコードを聴かせてもらった。美味しい楽しい。しかしカレー鍋、野菜やら何やらが旨くて食べ過ぎてしまい、締めの雑炊にたどり着けなかったのが残念である。
2/5(Sun)
はじめてのマイカーではじめてのドライブをする(図書館に行った)。
あとは終日諸々事務作業。
2/6(Mon)
新職場で初企画会議。様子見でとりあえず一見出してみたものが割と好評。
2/7(Tue)
42歳になりました
2/8(Wed)
えーと、仕事してたかな。
2/9(Thu)
今月に入ってから「1日1ジン」ということで積ん読消化のために毎日1冊ジンを読んでいる。
#todayszine このところ一日一冊寝る前にジンを読んでいます(でないと積読が減らないから…)。今夜は"SOME TRACE OF HER #1.5”。イギリスで初めて女性だけで作られたコンピ"Making Waves"を巡るあれこれ。ぼくが考える理想のパンク像が頻出する
2/10(Fri)
社長とサシ呑み。店主がぼくの高校の先輩だという豚足屋に連れてってもらった。