8/23 secret base『#4』at 中野Heavy Sick Zero
SEX VIRGIN KILLERの自主企画、音楽性はバラバラながらもどくとなく世界観みたいな部分で共通している感じの4組。
まずはsolvent cobalt。ヴォーカル&ギターのルックスからしてニューウェーヴかなと思ったが、概ねあたり。硬い音のリズムマシーンに乗せたダークなニューウェーヴという感じなのだが、ギターが爆音すぎて弾いてる内容があんまわかんなかったのがちょっと残念ではある。あとベースの姐さんが最高。
木箱入りのCDでも話題のMoonscape。初期ブラックメタル(ヘルハマーとか)あたりのテイストも感じさせるミディアムテンポぎみのハードコア。最近は速すぎないハードコアが渋い(というか、そっちのほうが不穏な感じがしてかっこいい)と思ってるのだが、彼らの感じはジャストだと思う。メンバーのルックスや下から白いライトを照らす演出などに垣間見えるちょっとゴスっぽい感じも不穏さを増す方向に作用していて超かっこいい。
SEX VIRGIN KILLERはガスタンクのカバーなんかもやりつつ、定番的な曲のいくつかを敢えてはずしたちょっとめずらしいセットリストで臨む。終盤のスケール感のあるベースソロから曲になだれ込むあたりがドラマチックでよかった。
で、最後はCARRE。SVKがトリじゃないのは、彼らのセッティングが大変だからなのかな、と(写真で察してください)。硬い音のシンセギターによるインダストリアル・テクノというか、これまた最近自分が好んで聴いてるサウンドでジャストなタイミングだった。
VAZINISM (ヴァジニズム)
SEX VIRGIN KILLER (セックスヴァージンキラー)
GREY SCALE
CARRE