NOIZ NOIZ NOIZ

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2020年10月に見た映画

すべてNHK BSプレミアで放映されたもの(を、録画で観たので放映からだいぶ経ってるのもある)。

死の追跡

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最近いつも言ってることだがニューシネマ時代の西部劇は傑作が多い。銃を持たず人を殺さない信念を持った保安官が悪党たちに妻子を殺され、復讐のために悪党たちを追う。悪党たちの異形ぶりもいい。

太陽の季節

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いわゆる「太陽族」を生んだ映画。南田洋子の美しさに対して若き長門裕之桑田佳祐にしか見えないな。ちょい役ながら裕次郎岡田真澄のかっこよさのほうが印象に残る

襲われた幌馬車

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同じデルマー・デイヴィス監督の『決断の3時10分』も面白かったがこちらもいい。設定づくりが上手い監督なのかな

荒野のストレンジャー

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どうなのこれ……って思いながら見てたのだが終盤の展開がすごい。まさかそんな話とは(古澤健脚本『超極道』みたいな)

ペイルライダー

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『荒野のストレンジャー』がすごすぎるので思わず立て続けに観てしまったイーストウッド西部劇。あれに比べれば普通だが、十分傑作

切り裂かれたカーテン

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ヒッチコックのスパイスリラーなのだが、なんか脚本が粗い感じ。

バニー・レークは行方不明

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オットー・プレミンジャー監督のサスペンス。ヒッチコック風といいますか。ゾンビーズがちらっと出てくるあたりが65年のイギリスって感じ

眠狂四郎殺法帖

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記念すべき雷蔵版狂四郎の第一作。大映らしく構図のとり方がいちいちかっこよくて痺れる。

夜霧よ今夜も有難う

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裕次郎ももうあんまり若くなくなった時期の映画なのだが、随所ですごい変。若い頃の映画より面白い

眠狂四郎勝負

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雷蔵版第2作。安定の三隅研次監督。藤村志保かわいい。

アルカトラズからの脱出

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ドン・シーゲルイーストウッドの脱獄もの。渋い。囚人同士の揉め事あり、管理主義の所長あり、友情あり、といった中でコツコツと地道な作業を積み重ねる、とまあ手堅く王道的な作りなんだが、過剰にならないところがいいですね

刑事マディガン

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ドン・シーゲルの刑事もの。尺は短いながらも登場する刑事たちのそれぞれ複雑な面があり、ほろ苦いラストまでタイトかつ渋い。いい映画だなー

追想

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ロシア革命で処刑されたはずの皇女アナスタシアが生きていた……? 記憶を失った女性(イングリッド・バーグマン)をアナスタシアに仕立て上げようとするロシアの将軍ボーニン(ユル・ブリンナー)。果たして彼女は本物なのか。ラストがかっこよかった

探偵物語

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赤川次郎原作。薬師丸ひろ子松田優作主演。同じ優作でもドラマのほうとは無関係なのね。空港での異常に長いキスシーンは当時も話題になったそうだ

おしゃれ泥棒

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タイトルどおりのおしゃれな泥棒もの。オードリー映画の中でもかなり好きな部類。

がんばれ!ベアーズ
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コーチがひたすらダメで最高

大殺陣

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前半ちょっとタルいかなと思ったんだが、終盤の随所で手持ちカメラを使ったタイトルどおり「大殺陣」の凄惨な迫力はモノすごい。

慕情

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ラブロマンスなのだが、全然印象に残ってない。こういうのいちばん苦手かも…

ロスト・バケーション

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今どき逆に珍しいオーソドックスなサメ映画だった。しかしなぜNHKがこれを

怒りのガンマン/銀山の大虐殺

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リー・ヴァン・クリーフはかっこいいものの、レオーネ映画にくらべるとだいぶ落ちる