2020/11/1(日)
10時半起床
TV録画『夕陽の挽歌』
『ピンク・パンサー』シリーズのブレイク・エドワーズによる西部劇。銀行強盗をした二人のカウボーイ逃亡するというオーソドックスなストーリーなのだが、妙にほのぼのしたシーンに力を入れていたりするのが独特。
13時くらいに家を出て吉祥寺へ。まずはジュンク堂でフェア用の看板とポップを納品。エスカレーター脇のいい場所でやってくれているのでありがたい。11月末発売の新刊ともかぶるフェアなので引き続きお願いする。
ピワンで昼食。「キチム」内に移ってから何度も行ってみたけど臨時休業みたいなのばっかで毎回タイミングが合わず。これは縁がないのかな……と思いながらもけっこう念願だったのである。
チキンとキーマの二種盛り。チキンはシャバシャバでスパイシー。キーマは辛さは控えめだがすごい旨味がある。どっちも超旨かった。今後も諦めずにたびたび来店したい。
吉祥寺の古本屋を覗こうかなと思ったのだが、ちょっと時間も遅かったので神保町へ。今年は古本まつりが開催されないのだが、白水社などが音頭をとって神保町近辺の出版社がフリマを開催しているのである。
なのだが、中央線で寝過ごして東京駅まで行ってしまう……。御茶ノ水まで引き返したりしてたら神保町到着が16時くらいになってしまった。16時終了というところも結構多くて、けっきょく覗けたのは本の雑誌社と白水社のみ。けっきょく何も買わず。
ここからどこのサウナに行こうかなと考えて、最初は上野のほうまで行っちゃおうかなとも思ったのだが、面倒くさかったので近場の「RAKUスパ1010」へ。驚くほど混んでいる(身体を洗おうと思ったらまず行列、みたいな)。水風呂も芋洗い状態。なんだかいまひとつゆっくりできない感じ。
風呂上がりに一杯……の前に、本屋が不完全燃焼だったのでディスクユニオンのジャズ館へ。ここ最近のマイブームの延長でAEOCなどを購入。
御茶ノ水で軽く飲んでから帰宅し、夕食を済ませてから妻と一緒に町山さんの番組を観る。トランプ支持者の間で広まる陰謀論について。しかしこういうのちゃんと現地に取材に行くのが素晴らしいなあ。日本の報道機関は何をしているのかと思う。
続けて映画『十三人の刺客』。先日観た『大殺陣』の前年作で、雰囲気も近い。こっちのほうが豪華キャストかなという気もするが、中でも西村晃のかっこよさが光る。
寝る前に、大阪市廃止に関する住民投票の結果が出た。かろうじて反対が多数に。しかし維新のことなので、また数年後には再挑戦とか言い出すんだろうな……。
2020/10/31(土)
昨日漏れた作業を終えてデザイナーさんへ。作業しつつBOOWYの『JUST A HERO』をひさびさにアナログで聞いてたのだが、すげえなこれ。いま聴くと特にドラムまわりの音作りがすごい。打ち込みと生ドラムを組み合わせてるんだと思うんだけど、打ち込みのパートがすごい硬いサウンドで、これはもうほとんどインダストリアルといっていいのではないか。思えば布袋はおそらく日本で初めてラジオでNINをかけた人だもんな。
図書館がてら永山へ。前から気になっていたホルモン屋で昼食にした。ここのホルモンカレーが食べたかったんだけど、まさかの「今はやってないんです」! しかたなく普通にホルモン盛り合わせと、締めにチゲラーメンみたいなやつをいただく。まあ旨かったからいいかとは思いつつ、カレー復活してくれないかな。
図書館で本を借りて帰宅、TV録画でマカロニウェスタン『怒りのガンマン/銀山の大虐殺』を観た。いまひとつ……というか、昼食時の酒のせいもあって半分くらい寝てたのでよく覚えてない。
弟とおふろの王様へ。甥っ子を寝かしつけてからでないと出られないというのでちょっと遅くなり、風呂の後のジョジョは19は読了、20の半分くらいでタイムアップ。
2020/10/28(水)
会社のnoteを公開、とりあえずご挨拶的なエントリをアップしてツイートしたところ、けっこうそれだけでもフォローが増えていく。
午後一で六本木へ。著者出演のラジオ番組収録に立ち会う。これまでの経験だとラジオって録ってその日のうちに編集して放送、みたいなパターンが多かったのだが、これは11/14放送とわりと先になるようである。番組のインスタを見た限りでは2本ずつ録ってるみたいなのでそういうスケジュールなんだろう。ていうかナビゲーターの市川紗椰さんが超美人。ちょっと前にFBで「直に見たことある中で一番美人だったのは誰か」って話題が出ていたのだけれど、ここで自己ベストを更新した。
がんばって早目に帰る。今日は両親が旅行に行っていて、妻がはりきって夕食を作ってくれたのである。
サルティンボッカ(生ハムと薄切り肉とセージをバターで揚げたもの。でいいのかな)
「アクアパッツァ」の帆立のレモンクリームパスタ
どちらもたいへん美味しゅうございました。
夕食のあとTV録画で『ロスト・バケーション』を観る。なんでNHK BSでこんな映画を……と思うような今どき珍しい王道のサメ映画。ここ数年のサメ映画のマニエリスティックな百花繚乱ぶり(シャークトパスとか)を妻に教えたら爆笑していた。
2020/10/27(火)
スーパーでたぬきそばと天ぷら盛り合わせを買って天ぷらそばにする。ちょっと蕎麦の量に対して天ぷらが多すぎたかもしれない(天ぷらのほうが多いくらいだった……)
ブログ用に近過去の日記を書いていてtoggl trackのことを思い出す(完全に忘れてた)。
「100分de名著」の谷崎特集、ラストは『陰翳礼讃』。島田雅彦のニヤニヤ顔が実に味わい深い4回であった。ていうか妻が100分de名著で東海林さだおをやってほしいと言ってるんですけど。
栗原裕一郎さんが「JUSTY」について言及。この歌詞がヤバいというのは全面的に同意である。むかしECDさんがラップのリリックがライムを優先するために意味不明な箇所が出てくることを好意的に話していた(言葉が意味に奉仕しない。という言い方をしてたかな)が、それに近いものを思わせる。
我が意を得たり!と思うあまり、寝る前に妻に「JUSTY」について熱く語ってウザがられた。
2020/10/26(月)
一冊、進行の遅れている本についてリスケの相談をして各所に連絡する。3週間ほど延ばすことにした。進捗的にはこれでもちょっとタイトなのだが、これ以上延ばすと年末になって流通が止まってしまうので、このくらいがギリギリかと。
続けてそれ以外の直近の案件についても諸々事務的な手続きを進めてたらちょっと出るのが遅くなってしまい、慌てて退社しバスで六本木へ向かう。ヒルズで降りるつもりだったのが乗り過ごしてしまい、下車してタクシーを拾ったら道を知らない運ちゃんにあたってしまって天を仰いだが、GoogleMapを見せながらなんとか最短コースで目的地の蔦屋書店へ。
六本木の蔦屋書店、1年ぶりくらいに来たのだが、というか前に来たときはまだ「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」だったのか、ともあれ久々に入ったら黒い棚が迷路のように配置されたオシャレ書店と化していた。うろたえていたらスタッフの方が見つけてくれて控室へ連れて行ってもらう。
20時から、都甲幸治さんと温又柔さんによるオンライントークイベントを見学。無観客だが演者は対面という形式。バックヤードの小さな部屋から配信されたのだが、バックの黒いカーテンと、正面からわりとしっかり照明をあててたりということもあり、画面の雰囲気はよかったのではないだろうか。
都甲さんの新刊が3冊、温さんの新刊が1冊と、4冊を扱ったイベントだったのだが、温さんがしっかり全部読み込んできてくれていて、会話のはしばしで「その話はこの本に出てきましたね!」とか拾ってくれるのがありがたかった(編集したぼくでも忘れてたような箇所もあり・笑)。あと、書店スタッフによるリアルタイムのツイート連投が素晴らしかった。
トークは最後まで大いに盛り上がり、22時終了。温又柔さんの新刊『魯肉飯のさえずり』を買ってサインをもらう(「ルーローファン」ではなく「ロバプン」と読むのです)。帰りは麻布十番までご一緒し、自分だけ違う電車で帰宅。
寝る前に『All Star Batman and Robin the Boy Wonder』読み進む。基本的に苦手な画風なんだが、なぜかバットマンだけは好き。目の描き方が苦手ってことなのかな。