9/1 FATUM Japan Tour at 新大久保EARTHDOM
- 出演:Coffins、Defuse、Fatum、LiFE、Zay
- ロシアのメタルクラストFATUMが来日。当日知ったのだけど、なかなか観られるものじゃないので急遽行くことに。ステージの壁という壁がLiFEをはじめとした出演バンドのフラッグで覆われてるのを観ると、なんかこうクラストのライブに来たなあという感じで自然と気分がアガってくる。
- トップはCoffins。クラスト中心のこの日の出演者の中で、メタル(厳密にはオールド・スクール・デスメタル)にアイデンティティをおいているのは彼らだけだと思うのだが、さほど違和感はない(MCでも、ハードコアシーンへのシンパシーを語っていた)。全体的にあんまり速くないとこが渋いんですよね、このバンド。新作のレコーディングに入るそうなのでそちらも楽しみ
- FATUMは3番手。事前に音は聞てなかったのだが思いのほかメタルだった。ほぼスラッシュメタルと言ってもいいんじゃなかろうか。激渋だった! 音源ほしかったのだけど物販で見当たらなかったのが残念(売り切れてたのかな)。ちなみに「EL ZINE」の31号にインタビューが掲載されてます。ロシアのシーンや政治・思想状況など語っていて興味深いのでそちらも要チェック
- LiFE。ベースのノリさんがステージに上がった時点で既にフラフラで足元もおぼつかない状態だったのだが演奏はバッキバキだから不思議である。ノイジー&メタリックでもありクラストのかっこいいところが全部入ってていつ聴いても最高
- 最後は今回の招聘を行ったZay。去年くらいから評判のバンドだがぼくは初見。プログレッシヴ・メタルクラストとでも言いますか。音的には違うのだけど、Stubborn Fatherやセコナンにも通じる美意識を感じる。関西に何かそういう土壌があるのかしら。