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ウィル・ペニー

チャールトン・ヘストン主演の西部劇。
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ヘストンが演じるのは年老いたカウボーイで、山小屋の管理人をつとめることになる。その山小屋に行くと、ガイドに騙されて置き去りにされた旅の母子がいた。管理人としては追い出さないといけない。そこへ襲ってきたのが、彼に恨みを持つならず者の一団。山小屋に監禁され、いたぶられる。
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公開当時「第二のシェーン」というコピーがついたそうだが、たしかにシェーン的なエンディング(とか知ったようなことを書いてますが、実は『シェーン』は観てないのである。観なきゃ……)。老境にさしかかり、芯に強さを残しつつも弱く衰えた男の姿を描いた渋い一本。68年の映画であり、翌年には『イージー・ライダー』や『明日に向かって撃て』といったニューシネマを代表する作品が控えているという時代ならではの作品ではないかと。前から何度も言ってるがニューシネマ期の西部劇は当たりが多い。